さくら

もう１０月も１０日というのに蒸し暑い日が続いている。
朝からシャワーを浴びて朝飯食って６時半には家を出て、７時１１分発の新幹線に乗る。
博多駅には８時１分に着く。
サラリーマンも私のように長袖のワイシャツでノ―タイの人も居ればきっちりと上着を着てネクタイを締めている人もいて、まだバラバラの状態だ。
事務所に入るとさすが蒸す暑く、とうとうクーラーの出番だった。
台風一過と思いきやそうではなくて昼過ぎから雨になった。
いつもの時間に会社を出ていつもの列車に乗るんだと思って切符を見るといつものビックリつばめの切符ではない。
博多駅で次の列車の時間を確認すると１８時７分にさくらがいた。
１６番ホームにあがり自由席の乗り場に並ぶ。
小倉からの列車が入ってきて多くの人たちが降りる。
そして博多から、これまた多くの人たちが乗りこむ。
いつものつばめは４人席で車両にはパラパラという感じなのだが、５列あるシートはほぼ埋まっていく。



同じ新幹線なのに雰囲気は全然違うのだ。
このさくら、久留米に停まってその次はもう熊本だった。
１８時４４分熊本駅到着、博多からの所要時間わずか３７分。
毎日のようにつばめに乗っているので、久しぶりのさくらにビックリ。
そういえば２年前には、みずほに乗って博多に通っていた時期があった。
みずほの場合は熊本から次は博多になる。
所要時間わずか３３分、つばめが５０分なのでその差は大きい。
つばめは駅が多すぎる新鳥栖、久留米、築後船小屋、新大牟田、新玉名と５つの駅に停まるわけだ。



定期を買って速達列車で通う事も考えられる、そうすれば少しは通勤の苦痛は無くなるのかも知れない。



久しぶりにさくらに乗ってそんなことを考えた。