打越通信

日記ふういろいろ

第33回豊かな海作り大会

2013-10-28 20:24:36 | イベント
水俣はご存知のように水銀に犯された海に泣いてきた事実がある。
水俣というと世界に通用するところでもある。
去年、沖縄が会場だったこの大会は今年は熊本県が開催県になった。



そのメイン会場が水俣市だった。
あいにくテレビでしか観れなかったがとても天気が良く、素晴らしい大会ではなかったろうか。



今日の新聞で知ったのだが、熊本から九州新幹線で水俣入りされたという。
当然、専用列車だけどいつも乗っている新幹線で水俣入りをされるとは、なんとも身近に感じらてうれしかった。
テレビでは天皇皇后両陛下が放流の場面が映っていた。
天皇の笑顔、皇后の笑顔が素晴らしかった。
水俣病が発生してもう半世紀以上経ってしまった。
初めて水俣をご訪問された天皇皇后両陛下にはどのように映られたのだろう。
水俣病に苦しんでこられた患者さんたちにとってはとても素晴らしい出来事だったろう。



暗い水俣の歴史、それを変えようとエコを前面に出し、なんとか暗いイメージを払拭しようとした。
「エコで飯が食えるか!」
などと批判された。
それでも強い意思を持ち続けその結果、今の「エコシティー水俣」がある。
天皇陛下と皇后様のご放流を見ていて涙が流れそうになった。
父が生きていれば満足そうなあの笑顔が目に浮かぶのだが・・・。
早速、仏壇に行き父に報告した。