セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

ひとり公園散歩

2022-03-29 | セカンドライフ

 ひとり散歩の公園で休憩していると、ステッキを持ったお爺ちゃんが近付いて来て、色々話しかけて来る。それでもマスクをしているし1m位距離が有るので少しホッとした。「俺幾つに見える?」と言う人は大抵「お若い」と言う言葉を待っているのよね、余裕で。近くにお住いの様だ。「85歳位?」と言うと、勝ち誇ったように「90歳だよ😄」と。お若い!確かに。診察券を5枚も見せて嘘じゃないでしょ?と。昨年暮れに奥様を亡くされ娘さんご夫妻と生活していると。ご自分が一階で娘さんご夫婦が2階で暮らし、朝晩は食事を作ってくれると。それでも笑顔からすると、娘さんと同居なのでホッとしていると。しかしやっぱり奥様を見送って寂しいらしい。本当にしみじみと仰る。そうよね、やっぱり90歳で話せる方に先立たれたら・・・想像に難くない。だからと言っても私だって、お相手が出来るわけでは無い。「鈴木だけど、名前教えて」なんて言うので、名字だけ教えて上げたら、また会おうね、と帰って行った。どう考えても、誰でも通る道ご夫婦ならどちらが先に逝くかと言うのもあるけど、残される人は寂しい人生となるわけで。それでも90歳なのにご自分で食べたい物を食べ食事は心配無いと言う方は、恵まれている方だと思う。お孫さんと曾孫さん合わせて13人と言われるが、やっぱり頼りになるのは永年連れ添った、連れ合いだと。何だか虚しいね~。

  

 

         ヒュウガミズキ👆 

 東京都 3/29 (火)7,846人