昨秋,四階のサヌちゃん(2歳)と歌った､チューリップが咲き始めた。故郷にご葬儀の為帰国されていたサヌちゃん一家｡ネパールでは13日間､最初の葬儀が有リ喪に服すと言う･･･サヌちゃんママの直ぐ上のお姉様は､3歳になるお嬢ちゃんを残した儘、逝かれた。暫くは四階にお預かりしてサヌちゃんの遊び相手になって居たけれど寂しそうだった。三歳だもの…。外国で生活するって､こんなアクシデントが有ると大変な事ね。ネパールでは大きなファミリーが集まり涙涙のお別れだったと。お嬢ちゃんは其の儘日本に帰らず､祖父母様が育てると言う事に決まったそうで。サヌちゃんママは同じ頃結婚をして共に日本で生活をした仲良しのお姉ちゃんを失い､悲しみが止まらない
。可哀想でまだゆっくり会話もしていない。サヌちゃんが故郷の皆さんの前で｢チューリップ｣を唄って聞かせ､涙の中に唯一皆さん笑顔になったと言う｡何度も何度歌ったそうだ。2歳でも音程がしっかりでとてもお上手なので想像に難くない。1カ月半帰国して漸く日本に帰って来たご一家。嬉しい事は有る物で､昨年は入れなかった区立保育園に4月から通園する事になりめでたしめでたしとなった。直ぐに日本語を覚えサヌちゃん自ら日本語で報告して呉れると楽しみに待って居る。
