特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

雪・雪・雪の44回活動

2012年03月02日 00時06分59秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア
こんばんは
事務局長の久世です

阿部邦子さんの講演報告、申し訳ありませんが、もう少しお待ちください。


さて、いやー今週は凄かった
大雪・大雪・大雪の活動でした
十八成は朝からこんな雪景色でした


こんな雪の中も51人のボランティアで元気よく活動をしました
今週は豊田市の前林中学の生徒11人と先生が一生懸命練習して
リコーダと歌の披露をしました。

まずは
【くぐなり食堂】から
菜めしごはん
チゲ風スープ
バンバンジー キャベツ添え
切り干し大根
マカロニサラダ

でした。

前林中学の生徒は包丁と野菜の格闘でした


怪我もなく無事に完成

さすが。大人の方と、中学生とが力を合わせれば出来ない事はないと確信しました。
年齢ではないですね。「寒い中こころ配り・よろづや~チーム恭一で活動している方に美味しい食事を
食べてもらいたい」と仲間を思いやる気持ちが美味しい料理を作る事ができるんですね
今週もとても美味しかったです。ありがとうございました。

【こころ配り班】は
雪の中でも「温かいこころ」を配りました


「お茶っ子飲んでいきんさーい」と言われ岩崎さんのお宅でお茶。漬物も出てきて美味しかったです

寒い中ありがとうございました。
一人「寒くて手が動かない」と連絡がありました。きっと皆さんもそうでしたよね
風邪引いてないですか?寒い中来てくれる皆さんの事をきっと、十八成の方は喜んでますよ

【よろづや~チーム恭一班】
後藤さんと恭一さんの班に分かれて作業
恭一さんの現場を見に行こうとしたら、大雪で中止

後藤さんの班はかろうじて作業ができました



白山神社の復旧作業。
「寒い、寒い」と言いながら、力合わせて石をまっすぐに立て直してました
なかなかうまくいかず、皆さんで知恵を出しながら完成しました。

そして、前林中学校のスペシャルコンサート



中学生が泣き出し、泣いた姿を見たボランティアさんが泣き、その姿を見て、十八成の方が泣き
その姿を見て代表が泣いていました。

そしてその後はおなじみ青木先生のおもしろ理科実験



子どもだけではなく大人も興味を持つ実験ばかり
青木先生いつもありがとうございます。

頑張った中学生に恭一さんからのプレゼント
手相大会

彼女出来るかな?テストでいい点取れるかな?と聞いている所かな?

「まだ早いっちゃ」と恭一さんが言ってそう 笑

そして、最後は憩いの家でもう一度コンサート



邦子さんとも笑顔で写真


中学生の皆さんは学校では教えてもらえない事を学んだと思います
今後の活躍に期待しています
「ありがとう」を聞いて、十八成のいままでの活動が脳裏に浮かび
泣きそうになった久世でした

最後記念写真


ps:大雪の影響で、岩手から福島までの間の東北道は通行止め
「これは帰れない」と思ったら、帰る直前に解除
無事に名古屋に到着しました

(写真提供・・・前林中学校の先生と生徒一同)
コメント (15)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3月1日 東別院での事務作業... | トップ | 2月18日 阿部邦子さん 講演会 »
最新の画像もっと見る

15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
第44回参加者感想1 (Unknown)
2012-03-02 04:45:46
自分に何が出来るのであろう?と疑問に思いつつ参加させて頂いた愛知ボラセン。今回で3回目だが、十八成浜(なかなかくぐなりはまとは読めなかった)は初めて。なんと「おかえりなさい」と迎えてくれるのではないか。だだいまとみんな。言葉のマジックであろうか?初対面とは思えぬ親近感。色々な講釈を述べるより、もう一度帰りたいと素直に思った。待っている人達の元へ。バスの中で感想を述べた時に久田先生からアドバイスを頂き、再度述べたいことがあとひとつ。地震は起こってほしくなかったが、そのことで時代の文明、文化がいい意味で少し止まってくれた。人間の原点に戻してくれたこと。人の間に人がいる、機械でもコンピュターでもない人がいること。頭では分かっていても、文明の便利さにいつしか原点を忘れる日々を、もう一度学ばなければ、被災された方に申し訳ない。いつまでも仮設住宅に住んでいることもできない状況で次のステップを踏めるまで少しだけ、心を届けたい。
第44回参加者感想2 (Unknown)
2012-03-02 04:47:26
今回、くぐなり食堂の料理長を担当させていただきました。
私にとって、いい経験だったかは、よくわかりません。本当に、お茶を作っただけですから。
でも、「これが、くぐなり食堂!!」と実感することが出来ました。
感想・要望などは、くぐなりノートに記入しましたので、ここでは料理長として・・・
私は車酔いしやすいこともあり、車内で名簿を見るのが億劫で、いつも自己紹介は「へ~ぇ。ふ~ん」と聞いているだけでした。
が、今回はメンバーを見て「割り振りを間違えると大変なことになりそう・・・」と感じたので、いつも以上に自己紹介を集中して聞き、酔い止めを飲んで、ペンを走らせていました。
私の独断でメニュー別の班を作ったので、不本意だった方もみえたかと思いますが、そんな中、表側の近藤さん・コンロ周りの渋谷さんを中心に、見事なチームワークで料理を完成させてくださいました。
食堂班全員・そして片付けを手伝ってくださったチーム恭一のメンバーへ、本当に感謝しています。

料理長として、名古屋で準備・片付けをしてくださっている方の気持ちを、私なりに、くぐなりへ届けられたことを嬉しく思い、これまで受け継がれてきた活動のバトンを、無事に45回へ渡すことができた安堵感でいっぱいです。

次回は4月?もしかして5月?となりそうですが、また応募させていただきます。
ありがとうございました。
第44回参加者感想3 (Unknown)
2012-03-02 04:50:36
人生初めてのボランティア活動を終えた今思うことは、目にみえることだけがボランティア活動ではないのだということです。瓦礫除去もほぼ終わり、そこに何かがたっていたことを想像することのほうが難しいくらいでした。
ただ、そうした目の前にやることがあり、忙しい時間の方が考える時間がなく、落ち着いてきたこれからの時間がいろいろ考えたりすることもあったりして、つらいのではないかと思いました。瓦礫がなくなったこれからもこういった活動を続けていくことの大切さを感じました。
久田先生の言われていたお話の中で、現地の人同士ではあえて震災の話はしないと。吐き出したくてもいろいろな思いを皆さん心にとどめているのだと。あえて何もしがらみのない外部の人間が行って、話を聞くことが大切なのだと。出発するときにいってもらった「いってらっしゃい」のみんなの声が忘れられない気がします。つらいことがある中、ほんとみんな笑顔で私たちを迎えいれてくれて人の温かさを感じました。
私にできることは何かと考えながら、こうした貴重な体験をたくさんの方にお話できたらと思いました。そしてその輪がもっとひろがっていけたらと思います。私がこのボランティアに参加できたのも身近な方が参加していたのがきっかけなので、同じように広がっていけたらと思います。
本当にありがとうございました。
第44回参加者感想4 (Unknown)
2012-03-02 04:53:15
こんにちわ。わたしは前林中学校11名で活動に参加しました。
被災地ボランティアは今回が初めてで、不安でいっぱいでしたが、現地の人々などがとても優しくすぐになじむことができました。
私はA班の「くぐなり食堂・お茶っ子」で活動をしました。
200人分のお弁当を作ると聞いてびっくりしましたが、なんとか時間内に作る事ができました。私はお弁当箱に詰めるときに少しの段差に躓き、1つの弁当をひっくり返してしまいました。
でも、一緒に活動していた方が優しく慰めてくれてうれしかったです。
みんながとても優しく、涙が出そうになりました。
午後のリコーダー演奏会では、被災された方のことを考えるだけで、涙が止まりませんでした。
私たちは、歌も演奏も下手でしたが、最後まで聞いていただきほんとに嬉しかったです。
別れの時も涙が止まりませんでした。
今回のボランティア活動を通してたくさんのことを学びました。
その経験を忘れずに、今を大切に生きていきたいです。
ありがとうございました。
第44回参加者感想5 (Unknown)
2012-03-02 04:54:12
中学生11名を引き連れての参加でした。
 いろいろとご迷惑をおかけすることがあるだろうとは思いつつ、でも、今の子どもたちに必要なのは、日常生活の中でもなかなか見つけることが難しくなっている「本物の体験」「本気になる瞬間」だと考えている私は、やはり子どもたちをつれて参加せずにはいられませんでした。
 十八浜のみなさん、ボランティアのみなさんと一緒に涙を流して歌ったあのひとときは、子どもたちにとって忘れられない体験となったに違いありません。
 と、同時に、純真な子どもたちだからできる被災者支援、子どもたちにしかできない被災者支援もあるのではないかと、私自身深く考えさせられました。
 私たちを仲間としてあたたかく迎えてくださったボラセンのみなさん、同行のボランティアのみなさん、そして十八浜のみなさん本当にありがとうございました。
 またきっと、十八浜に帰って、歌声を響かせたいと思います。
第44回参加者感想6 (Unknown)
2012-03-02 04:59:22
お疲れ様です。第44回もバス車中で注意を受けてしまい…お騒がせしました(詫)
『人より通る声』を是非有意義に生かしたいものですが、なかなか儘なりません(汗)

さて、第44回も「くぐなり食堂」をお手伝いさせて頂き、ありがとうございました。
今回は坂下調理長の采配で「米飯担当」。軽量カップが見当たらずあたふた。これか?と思い作業を始めるも、こぼすはこぼす…。ペアを組んだ方と周りから失笑を浴びながらの作業でした。

しかし、炊きあがりは上々!
これは私達の腕では無く、くぐなりの区長さん方々の温かい想いのこめられた新品炊飯器のお陰でしょう^^
前回のお弁当はちょっと米が固めで困ったとお聞きしたので、今回は現地の方々のリクエスト通りの柔らかめに炊けて良かったです。そして、200食というのが凄い量だと言う事が、米飯を担当して改めて分かった気がしました。(あんなに炊いた事はない)
おかずも評判良く、嬉しかったです。

茶話会では、私の友人からの差し入れ岡山の『きび団子』が登場!
おばあちゃんに経緯をお話したら、大層喜ばれていたので、友人の気持ちが無駄にならず本当に良かった!
ただ、きび団子には地方性があるので、本場物の(白い)きび団子が東北の方々のお口に合ったのかは気になるところ…。(因みに北海道ではシート状で黒っぽいです。あと、長野に旅行に行った時のきび団子は黄色でした。)

帰宅して早速岡山の友人に『ボラ通信(携帯)』コール。
友人は「自分は行けなかったけれど、岡山のきび団子が東北まで旅に出られて良かった~嬉し~!」と言っていました。
『旅』とは上手い言い方ですよね^^

以前、追悼キャンドルで岡山のメーカーさん(ペガサスキャンドルさん)が活躍している事をしらせた時も喜んでいました。
遠く離れたメーカーも、出来る事をしていると知って、彼女も自分に出来る事を今回してくれたと思っています。

邦子さんに「きび団子」の経緯の話をしたら…
「それ見い!ボランティアの後ろには10人居るってー!」と勢いよくお話されたので、ちょっと驚きました(笑)
自分がこうやってボランティアに参加できている事は、最低でも10人の支えあってできている、10人の後ろには、また10人。
ありがとう。
感謝を忘れずに活動して行きたいです。

愛ボラの方々には、急な(差し入れの)申し出にも関わらず、快諾下さって本当にありがとうございました。
また、持って行くかもしれません(笑)その時もどうぞよろしくお願い致します。
Unknown (阿部邦子)
2012-03-02 10:02:59
★今回も 皆さんお元気に活動してくださって 何よりです。 裏話ですが 料理長!真夏の活動の時、熱中症で・・・。それが見違えるように元気いっぱいのお顔を見せてくださって、感激しました。
もし、これ書いちゃってまずかったら いつか私に直接の抗議 お待ちしております~~!

★それと、きび団子のお話。「ほら見い!ボランティアの後ろには10人いるって」・・・と、驚かせてしまうほど勢いよく 言ってましたか~~(笑) 常々 一人の方がボランティアに来てくれるには、名古屋で支えてくれているスタッフの方々、理解して送り出して下さる ご家族、職場、友人たち・・・のたくさんの思いを一緒に 連れてきてくれるんだよ  と思い、伝えてきましたので、つい、「それ見い!」になったのでしょう。(苦笑)
けど 私に勢いがなくなったら がっかりして下さる方も多いと思うので・・・??・・・これからも「ほら、ね!」ってな 邦子節が つい出て 驚かせてしまうことも多々あるかと思いますが、よろしくお願いします❤

★2月18日の私の講演の報告、 かなり遅れているようで、すみません。七人の方から「いつ掲載されるんですか?」「どうしても駆けつけたかったのに、その日は***で行けず、その時の様子を久田先生が、あとで詳しくお知らせします って書いてくださって、楽しみにしていたのに」と言っていただきました。私は、どなたが書いて下さるかもわからず、なぜ掲載が遅いのかもわからず、「3・11のことで、いっぱいいっぱいなのかもしれないんで、すみません、もう少しお待ちください」というしかなく・・・。けど正直、「・・・もう 旬を過ぎてるかも?」との思いはあります。久田ボスと話す機会があり、そういった声があるんだけど と伝えたら 「講演の話の内容を詳しく書くわけにはいかないけどね。どんなふうな雰囲気だったか、どんな感想を寄せられたか、来られなかった人たちには知ってほしいよね。けどそういうこと、じかに言われても困るよね。コメントで言ってほしいな」とのことでしたので、これからはどうかよろしくです。
じかにメールしないで ってことではないので そこは誤解なさいませんように
けど 私の講演は、愛知ボランティアセンターの 活動の一環 ではないので、掲載していただけるだけでありがたく、まあ もう少し(・・・って いつまで??) お待ちください。 けど正直 まさか 2月25日の 十八成活動報告より 遅くなるとは思ってなかったけど それだけにきっと 好意いっぱいのブログにしてくださると思うので、次回 縁があってまた 名古屋で講演 となった時、 今度こそ聞きに行くからね!!と 思っていただけるようなブログにしてくれるということで。(汗?)

★リコーダー、すてきでしたね。音楽は国境を超える、それをいつも感じます。生徒を連れていきたい そう思ってくださる先生って 素敵です。きっとみなさんそれぞれに、何かを得てくれたと信じられます。

今回も みなさんの、沢山の思いを ありがとうございました!!
Unknown (典子(優輝の母))
2012-03-03 11:23:34
44回の感想を書く前にすみません。
3月3日土曜日、ボラセンのバスが遅れています。
とても心配です。朝から、そわそわ、何も手につきません。
私にとって、皆さんがとても大切な存在になっていたのは、自分でも気がついていましたが、
ほんとに、ほんとに、大切な皆さんだと、今、もっと感じています。
いつも、ありがとうございます。
バス、待っています。みんな元気で降りてきてくださることを願っています。
Unknown (さかしたのりこ)
2012-03-04 20:41:40
第44回の料理長を務めさせていただきました。
邦子さん、抗議なんてするつもりありません。
初めて十八成での活動に参加したとき、ボランティア仲間だけでなく、十八成の方にも御迷惑・ご心配をおかけしました。次の参加は、ずいぶん悩みましたが、またこうして十八成に帰ることができ、本当に感謝しています。
私にとっては、あの日があったから、今も十八成に帰るバスに乗せていただいているという感覚です。
勝手ですが、また帰ります。
よろしくお願いします。
ご心配おかけしました (武田清美)
2012-03-06 00:01:48
第45回に参加させていただきました。

雪の影響で、十八成浜着が正午過ぎになってしまい、大変ご心配をおかけしました。

典子さんが”心配で朝から何も手につかなくて・・・”と、開口一番におっしゃってたこと。なんて思いやりのある方なんだろうと、胸が熱くなりました。どなたも口々に、労いの言葉をかけてくださり、十八成の皆さんのやさしさが勿体ないほどでした。

邦子さんの鋭いつっこみも嬉しかったです。
そうです。疲れたのは運転手さんであって、私たちではないんんです(笑)
ご心配には及びません。久世さんをはじめ、みんなとにかく若いから(私だってそのつもりです)

今回も、楽しく有意義に過ごさせていただきありがとうございました。
愛知ボラセンのスタッフはじめ関係者の皆様に、十八成の皆様に、参加された皆様に感謝です。

3月11日には名古屋でお待ちしています。
どうぞ、お気をつけてお越しくださいませ。

コメントを投稿