特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

十八成現地ボランティアにお力をお貸し下さい

2013年01月09日 23時09分33秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

新年あけましておめでとうございます。

事務局長 久世です。
現地ボランティアへのお誘いです。

今年最初のボランティアで80回を迎えます。

2012年の現地ボランティア活動は、1月13日~15日の第39回(くぐなり食堂17回)から始まり、12月21日~24日の第79回(くぐなり食堂57回)まで、41回を重ね、約1,800人の方々が参加されました。

今までは2週間前には大型バス1台分の参加者となり、募集を締め切っていました。2年を迎えようとしている今年になって、現地ボランティア参加者が減ってきています。

時間が経過すれば災害ボランティアは減少していくのはやむをえないということと、冬になって、体調の不安などから参加を見合わせている方も多いということもあります。

今週の80回は、東邦高校3年生のグループ参加もあり、40人を越えていますが、来週(18日~20日)の81回の申込はまだ20人ほど。2月の申込はどの回もまだ10人以下という状況です。この状況ではボランティアバスを出す事は難しくなってきます。

災害ボランティアは継続性が重要です。高台移転はなかなか進まず、震災関連のニュースも減り、政治の場での復興議論も進まない…。さらに、とりわけ寒い今年の冬…。気持ちが落ち込んでしまわれる方も多いのではないかと思います。

このような状況だからこそ、「くぐなり食堂」や「心配り・心拾い」、「チーム恭一」の活動の意義や意味があると考えています。

ぜひ、1月から3月の間で、もう一度、くぐなりに帰りませんか? くぐなりの皆さんの応援にいっしょに行きませんか? どうぞよろしくお願いします。

1月
第81回 18日~20日【急募】(沢山の人手が必要です)
第82回 25日~26日

2月
第83回 1日~3日
第84回 15日~17日
第85回 22日~24日

3月
第86回 1日~3日
第87回 15日~17日
第88回 22日~24日

応募フォーム

募集要項

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

愛知ボランティアセンター
事務局長 久世義晃

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5 コメント

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Unknown (典子)
2013-01-14 12:26:34
瓦礫を取り除いていただいた場所は、全体を見ると何も変わらない場所ですが、そばに行ってみると、日々変化しています。
私の実家があった場所は、風に運ばれた砂で、砂地に見える所があります。
自然に砂浜になりつつある実家を見て、私は寂しくありません。
自分の心と一緒で少しずつ前に歩んでいます。
大きく変化して、目に見えるものだけが復興ではないと思います。
今はくぐなりの自然に癒されたい時期です。


心 百景 (阿部邦子)
2013-01-16 20:22:53
典子さんのコメントを拝見して なるほどなあと思えました。本当に 十八成の自然がお好きなんだなあとの思いが しみじみと伝わってきました。 それはこの地でお生まれになられたということも大きく影響しておられるのでしょうか。 私は仙台生まれですから 十八成の自然が好き だからこれからも仙台には戻らずここで一生を終えようと決意した  ではありますが、今の十八成に癒されることはありません。 逆に このままでは悔しい との思いがあります。
大きな復興ばかりが復興ではない それはすごくわかってはいますが やはり この地で一生を過ごすしかない人たちが 「いい町になったね」と。 その笑顔が一番じゃないかなとは思えています。 その笑顔を見られる町になってくれたらと それが一番の思いです。 いずれにせよ 行政の未来図は 「公園にする」でした。 工場地帯になるより 少しでも自然を生かした町になってくれれば そう思っています。 典子さんが 大人になった優輝君に 「ここがあなたのふるさとよ」と、 胸を張って言える町になれたら嬉しいですね。 
Unknown (典子)
2013-01-18 23:50:53
14日にコメントを書いた時、久世さんの書いた文章を読んで、久世さん焦っているのかな?くぐなりのためにそんなに責任感じているのかな?と思った箇所があってのコメントだったのですが、その箇所がないような…
くぐなり食堂のチラシも読むので私が混ぜこぜにしたのでしょうか?

私は、前よりずっと元気になったことを伝えたかったのですが。言葉が足りませんでしたね。
復興に向かって進んで行く途中、足踏みしているだけだと思ったので、焦らないでほしいと思いました。
私はにぎわいのあったくぐなりの記憶がありません。私の知らなかった頃のもっと素敵なくぐなりのように、それ以上のくぐなりに将来変わってほしいと思います。
くぐなりで暮らすみんなが笑顔でいられる町になることを一番に願っています。
優輝のふるさとの前に私のふるさとですから。
復興が始まれば、あっという間に理想の町に生れ変わるのだと思います。
それまで、今は、まだ何も始っていない私の知っている静かなくぐなりなので、懐かしさにひたりたい、記憶に残しておきたい、ただそれだけです。
うまく説明できませんが。
Unknown (久田)
2013-01-21 22:48:46
典子さん ごめんなさい。
久世の名前で書いた文ですが、私がかなり加筆、訂正しています。

実は典子さんからのコメントを受けて、以下のような内容を削除しました。以下のことは私が石巻市内から十八成に来るまでの光景から感じているところです。
現地に応援に行きませんかという、愛知ボラセンからの呼びかけのポイントをなしています。

ボランティアに応募される方が減って焦っているわけではありません。ボランティア自体がどこでも激減しています。また、寒さ厳しい冬は参加者が減ります。さらに12月から参加手続きを少しめんどうなにしたこともあり、参加者減になっていると考えています。冷静に受け止めています。ですが、私の被災地の印象を語ることで、寒いからとか、手続きがめんどうになったからと参加を見合わせている人に思いを伝えようとしました。

そこに典子さんからのコメントがありました。典子さんの真意を理解できず、そのまま掲載すると私の考えの幹の部分に疑問がなげかけられたように感じました。そこで、その部分を削除したわけです。典子さん、申し訳ありません。
これからも愛知ボラセンは十八成をできるだけ長く応援していきたいと思っています。


震災後3ヶ月間、生活の証でもある瓦礫がほとんど放置されたままでした。その後、愛知ボラセンや行政などで瓦礫を撤去しました。見た目はすっきりしたかもしれません。ですが、それからすでに1年半。何もない、何も変わらない景色が続いています。高台移転もなかなか進んでいきません。
何もない、何も変わらない…。喪失感や虚無感はむしろ震災後より強くなっているのではないでしょうか。
Unknown (さかしたのりこ)
2013-01-22 22:11:01
なかなか現地ボランティアに参加できずに申し訳なく思っています。
「ボランティア」なので、行けないからと謝ることではないかもしれないし、無理してするものではないと言われたこともあります。
が、決して震災を忘れたわけではないし、瓦礫がなくなったからボランティアも必要ないでしょ、とか、そういう理由ではありません。
ただただタイミングを逃し続け(すぐに定員になってしまっていた)、年明けには!と思っていたら、インフルエンザの大流行、自分が発症していなくても、いつ感染していても不思議はなく、潜伏してるかも、と考えると、とても、大事なボラ仲間と同じバスに何時間も乗るとか、十八成の方と接することが出来ません。

あと、正直に書けば、以前は「ボランティアに行きたい」と言えば、「そうか、がんばって」と送り出してくれた人たちも、今では「え?まだ瓦礫あるの?」という反応・・不定休な仕事の私は、日程に合わせた休みを取りづらくなっているのも事実なのです。
でも、今これを書きながら思いました。
周囲のインフルエンザ・風邪がひと段落ついたら、きっと、参加して、十八成へ帰ります。

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