みなさん
こんにちは
愛知ボランティアセンター
久世です。
楽天の日本一の瞬間 涙が出ました。
2年8か月前の被災地を見ている私は
「まさか宮城に、被災地に こんな日が来るとは・・・」と
「いつかは日本一に」と二つの想いを持ちながら活動をしていました。
楽天日本一がこんな早く来るとは!
まだまだ、その余韻に浸りながら暮らしております。
十八成到着後すぐに【バンザイ三唱】
これをやるのが念願でした^^
中日ファンの方も、巨人ファンの方も、楽天の優勝は喜べることと思います。
とはいえ、野球にまったく関心のない方もいらっしゃるとは思いますので、
ちょっと、無理やりだったかもしれません。
ごめんなさい。そしてありがとうございました。
大変お待たせ致しました。
活動報告を致します。
(写真が少なめですが、皆さんから届き次第UPしていきます)
今週の活動
くぐなり食堂
こころ配り
チーム恭一with安吉&文吾
鮎川の皆さんと活動
邦子さんの語り合い
です。
【くぐなり食堂】メニュー
ピリ辛高菜ごはん
かき玉汁
かぼちゃコロッケ
肉豆腐
春雨サラダ
白菜とツナのおひたし
今回食堂班の最年少ちさきちゃん(小学生)。
家でお手伝いをしているから
少しでも役に立ちたいと参加。
料理長経験の里映さんの元で力を発揮。
今回は材料が足りなかったりしましたが
大ベテランの近藤環料理長が臨機応変に対応。
食材がなくても、温かいお弁当に!!
ありがとうございました。
環料理長は鹿児島県に単身赴任中。
ですが、今回の料理長のために、鹿児島から名古屋に帰ってこられました。
かっこよすぎです^^
【こころ配り】
今回、こころ配り班のボランティアさんが、感想で語られた十八成の方のお話、
私は涙がでるくらい、うれしく聞きました。
◎土曜日 ボランティアバスが到着するのを家から見ていて、
バスが早く着くと安心し、遅くなると心配しているんだよ。
◎10時30分までに毎回、お弁当の確認に来てくれる。
今日は時間通りだね。
遅いような時には、何かあったのかなと、といつも心配をしているんだよ。
◎ボランティアの人たちが浜を歩いていて、少し道で立ち停まっていいると、
「家が分からないのかな?大丈夫かな?」と心配しているのよ。
◎「くぐなり食堂ニュース」は毎回とっておいて、お客さんが来る度に、
こういうふうにボランティアの人たちが来ているのよ、と見せてるの。
十八成で活動を初めて2年5カ月。
十八成の皆さんの生活の一部になっている事を感じました。
いつも温かく見守っていてくださって、ありがとうございます。
久しぶりの参加の高校3年生の のぞみちゃん。
大学も決まって、久しぶりの十八成ボランティア参加。
三姉妹と全身を使い遊びまくっていました。
活動が終わるころにはクタクタの様子。
お疲れさまでした。
【チーム恭一with安吉&文吾】
今回は大ベテラン勝谷さん以外は初参加の方々ばかり。
活動は養鶏場の荷物の運び出し。
大変な作業で、最初はバタバタしていましたが
時間が経つと、チームワークよく作業!
そして、全て完了!!
ありがとうございました。
【鮎川活動】
11月17日に愛知県の東海高校でイベントがあり、
そこで鮎川の皆さんの作った作品が販売しました。
皆さんの笑顔を見ていたら売れ行きがどうだったか分かりますね。
これまで最高の55,000円もの売り上げ!
みなさん、ありがとうございました。
今回はその打ち合わせも兼ねて鮎川小の仮設へ。
皆さんの笑顔に支えながら一日笑顔で活動をしました。
【邦子さんの語り合い】
9歳のちさきちゃん
7歳のひろのぶくんが
真剣に聞く中(ひろのぶくんが手遊びしているのはご愛敬^^)
阿部邦子さんは命について熱く語ります。
きっと二人の心にも届き、将来のリーダーとなることでしょう。
大人の参加者も聞き入って、終わると邦子さんの元に駆け寄る方も。
とても有意義かつ勉強になった時間でした。
ありがとうございました。
そして、楽天の星野監督(?)も出発式に参加?笑
楽天のユニホームを着て、元球児の阿部恵一さんが登場!
短くて濃い活動が終わりました。
最後は消防隊長がエール!
そして集合写真
また、帰ってきます。
帰りの感想で疲れ切った7歳ひろのぶ君が寝てしまい、語れませんでしたので
朝、バスの前に立って挨拶。
2年8カ月の活動の中で最年少のひろのぶくん。
彼の出せる力は全て出していました。
また参加してね。
活動の内容は、今まで愛知ボランティアセンターが積み上げた多くの経験が十分に活かされているのでしょう。本当に良く考えられていて、工夫されていて、うまくできていて、初めて参加した私でも大きな混乱もなく、帰宅後に振り返ると反省点ばかりなのに、その場ではなんとなく役に立てたという思いを抱くことができました。
調理したお弁当はとてもおいしかったです。
この形式を整えるまでに関わった方々のご苦労が、また今も裏方として支える方々の努力がいかほどかと感謝いたしました。
参加者が老若男女様々だったことも良かったです。中年女性の私は少数派かなと心配しておりましたが、全く気になりませんでした。
さらに皆さん気の良い方ばかりで、どの場面でも気持ち良く活動できました。集合場所で配布された栞に心構えがしっかり明記してあったことも良かったと思います。私自身への戒めにもなりました。
帰路に仮設のれん街へ寄って夕食に海の幸を食べたり、現地産の海産物を買えたことも良かったです。色々買って、ぼちぼち頂いています。今のところどれもかなりおいしいです。
往復のバスも、もっと苦痛を感じるかと覚悟していましたが、2時間おきに休憩があったためか、苦痛もなく、あっという間に到着したという感覚で、こんな簡単に宮城県に来れてしまうのかと間違った感覚を抱いてしまいそうな程でした。
ただ、女性の、夜お化粧を落とし朝お化粧をする、という点では、サービスエリアでの滞在時間は限られるし、手洗いの水は冷たいし、不便だと思います。私は、出発前からの覚悟通り、お化粧しっぱなしで0泊3日を過ごしました。気候に助けられ、不都合はありませんでした。
現地では、十八成の方から、今現在の楽しい日常の話や、震災当時のつらい話、今も引きずるつらい話など様々な話を伺いました。
しっかり聞く場を設けて下さったり、調理したお弁当を一緒に食べながらだったりするのですが、つらい話については、きっと思い出したくもないでしょうにとこちらが心配になりながらありがたく聞きました。
この話を愛知県の海辺の町の方々にもぜひ聞いて欲しい、また実際に現地を見て欲しいと思いました。
十八成をはじめ石巻の海辺の町は、本当に何もない、多くの家々に続いていたであろう路地の跡が残っているだけの広ーい更地になっていました。仮設のれん街の周りも何もありませんでした。
私は知多半島出身なので、内海、山海、豊浜、師崎、新舞子など、色々な海辺の町が頭に浮かびます。その町が同じようになるかもしれないと思うと、ぜひ現地ボランティアに参加して、十八成を見て、話を聞いて、町は津波に壊されてしまうかもしれないけれど、命は一つも失わない方法を町内で共有して欲しいと思いました。
来年の3月11日のキャンドルナイトは東別院ではなく、海辺の町で行って十八成の方々とお話しする機会を設けても良いのではないかとも思いました。
明日は、次の回のボランティアが出発します。十八成の方にとっては、いくら愛知ボランティアセンターという同じ団体とは言え、そのメンバーは毎回変わり、私のような新顔がほとんどなのですから、どこか心落ち着かないところもあると思いますが、それでも快く迎えてくださいます。そんな十八成の皆様のために、無事の活動を願っています。
東日本大震災の被災範囲は広大なので、十八成地区以外にもこのような活動を必要としている地区があると思います。支援を受けることのできた地区とそうならなかった地区、その差を思うと複雑な気持ちも持ちました。
最後になりましたが、おひとりで引率して下さった久世様、本当にありがとうございました。晴れ男の本領発揮で天候にも恵まれ、バスの中での熱い語りが熱い思いとなって参加者に伝わり活動を支えたと思います。
炊き出し班のリーダーのたまきさんと、サブリーダーのりえさんもとても魅力的な方でご一緒できて良かったです。
また都合をつけて参加したいと思います。
以上