特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

東別院ありがとう大掃除 活動報告

2012年03月26日 23時00分44秒 | スタッフのつぶやき
本日3月26日は、ボラセン的にはちょっとメモリアルな日です。
本日よりちょうど一年前、2011年3月26日に、愛知ボラセンの応援物資募集の活動はスタートしました。

東別院さんのご厚意でお茶所をお借りし、たくさんの方から応援物資をお預かりし、たくさんのボランティアさんで仕分けをした、怒濤の日々。
平坦な道ではありませんでした。
いろんな壁にぶつかりました。
いろんな考え方に悩みました。
投げ出したくなることも、何度もありました。
それでも多くのボランティアさんに励まされ、支えられ、ここまでやってくることができました。

そして、そんな私たちの活動を、ドラマを、文字通り土台として支えて下さった東別院のみなさま。
応援物資の活動もお茶所が借りられなければ、集めることさえできませんでした。
現地ボランティアの道具も、倉庫に置かせて下さいました。
ワンコイン・サポーターズの事務作業も、思い出クリーンプロジェクトも、エール1stも、
東別院さんの施設や境内がお借りできなければ、愛知ボラセンに対する深いご理解がなければ、何一つ実現ることはできませんでした。
本当に、本当にありがとうございました。

その感謝の想いを形にすべく、特にお世話になってきた山門横の倉庫と駐車場横のガレージを、
3月24日(土)25日(日)の二日間で、ボランティアのみなさんと一緒に、徹底的に大掃除させて頂きました。
当初は何も狙ってはいませんでしたが、しっかりときれいにして26日を迎えられたことは、やはり某かのご縁を感じずにいられません。
そして今後もお世話になる東別院さんへの、日々の感謝を決して忘れてはいけない、そう改めて思いました。

というわけで、大掃除の風景をご報告します。
まずは初日。
この日は、朝起きた段階でザーザー振りの雨。
正直半分以上心が折れました。
ボランティアさんもないと思って来ないだろうなぁ、どうしたもんかなぁ、重い足取りで東別院に向かいました。
そんな最悪のコンディションの中でも、想いの溢れるボランティアさんが10人!来て下さいました。
そしてボランティアさんの想いが通じたのか、徐々に止んでいく雨。
さすがボラセン、持ってます。

最初に取りかかったのは、追悼キャンドルの整頓です。
今回も東別院さんのご厚意でガレージにスペースを頂くことができました。
そこへ雨で濡れないようにプラスチックの簀子とブルーシートで厳重に養生し、崩れないように段違いに組んでいきます。
みんなで協力して、キャンドルの段ボールを運びます。

蝋が入っているので最初より重くなり大変でした。

こんな感じで、きれいに整頓しました。

いろいろ段取りし、的確に指示を出して下さる林さん。
「どうだい、いい感じだろ?」


その後、ガレージの中や、山門横の倉庫に雑然としまっていた大量のものたちを全部、ぜーんぶ引っ張り出して、断捨離。
倉庫内のレイアウトを考え、ごちゃごちゃにならないように棚も用意し、初日は終了となりました。

そして二日目。
この日も途中パラパラと振ってくることもありましたが、基本天気もよく、10人程のボランティアさん達と一緒に前日からの続き。
前日考えたレイアウトに沿って、要るもの・要らないものにしっかり分け、整理整頓。
それと同時に、主に十八成浜での現地ボランティアで行うくぐなり食堂の道具等を保管させて頂いていた山門横の倉庫も大掃除。
道具で山積みだった階段も

奥の平台の上も

入り口付近も

すっかりきれいになりました。

自分たちが使ったところばかりではなく、お世話になった東別院さんの備品もきれいに整頓しなければということで、
ガレージの中のものも全部出して大掃除。

細々したものも、テーブルを有効に使い、整理整頓。

落ち葉もほこりも全部きれいにしました!


そして、ボラセン備品の断捨離も完了し、レイアウト通りキレイにしまいました。
ドラム缶や新たに購入した棚に整頓。

何が入っているか分かるようにラベルも。

工具類も箱に入れて。

しっかり人が入れるスペースも確保されています。


二日間、大掃除にご参加下さいましたボランティアのみなさん、本当にありがとうございました。
みなさんのご協力により、しっかりと感謝の想いを形にすることができました。
今後の活動も、気持ちよくに行えるようになったと思います。
両日とも足をお運びくださり、ご指導、お気遣い下さいました東別院石原様にも、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

今後も東別院さんへの感謝の気持ちを忘れることなく、愛知ボラセンは活動を続けていきます。
毎週末の十八成浜への現地ボランティアの継続はもちろん、紀宝町等、自然災害でボランティアが必要な地域への積極的な関与、
震災孤児遺児応援ワンコイン・サポーターズの20,000人という目標達成を目指した広報の展開。
まだまだここ愛知でできることは、たくさんあります。
みなさん、今後も愛知ボラセンの活動への変わらぬご理解、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

愛知ボランティアセンター
事務局次長 宮垣雄樹

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1 コメント

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Unknown (阿部邦子)
2012-03-27 00:34:30
お掃除 整頓をしてくださったみなさま お疲れ様でした。 そして ありがとうございました。
十八成の私たちは ただ ありがとうしか言えないことを 歯がゆく思っております。 げんに 昨年9月の台風の時 名古屋が大変なことになっていると報道で知り 一人、 二人と拙宅に 自発的に住民が集まり 「邦ちゃん、どうしよう、あんなに私たちのことをやってくれてる人たちの街が 大変なことになってる、 行けなくて申し訳ない、ごめんね、ごめんね」と 大泣きする人たちもいました。
私もじれったくて 悔しくて。
けれど久世さんからは こちらのことを心配してくれるメールを戴き、もう 開き直って 「陸の孤島になっています。 自然に向かって 勝手にしやがれと言いました」と 返信しました。 そうしたら。 来てくださったんです。 そして 断水と言う中で 本当に大変なご苦労をなさって くぐなり食堂を開いてくださいました。
今度のお掃除のことを知った時にも 「行きたいねえ」と呟きながらも 行けなくてごめんなさい。
だから私は とにかくどんな小さな機会でもあれば 自分の体験を話し続けようと 心新たに思いました。 私たちの体験を 一人でも多くの人たちに 話し続ける。 私たちの体験で 万が一 名古屋に大災害が発生した時 一人でも多くの人に助かってほしいから。 絶対に助かってほしいから。
そんな形でしか 感謝の気持ちを伝えられないのが悔しいですけど・・・・・。でも。
みんな 誰もが 「自分にできることは何だろう」
そう思いあえる日本になれれば それでいい それがいい と思っています。
無理はなさらない中で また 帰っていらしてくれるのを お待ちいたしております。 そして 実際には来られなくても 名古屋で 愛ボラを支えてくれている 沢山の人にも 心から ありがとうございます。

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