あげちうのブロマガ

理不尽なる道理と結末

「軽犯罪の重過失」は、今まで無かった。


そこに、”それ”は巣食っていた訳だが。


因果応報的には、道理として「良い話」だ。

「万引き如き犯罪に成らないんだよ」

そう公言する困り者が居て、それは軽犯罪を繰り返していた。
確かに誰も数百円如きの窃盗、或いは詐称、デマ、軽い侮蔑、借金の無返済、それで相手を罰せられなかった。
調子に乗っていた困り者だが、ある日不意に悪魔が、請求書を持ってやってくる。
「軽犯罪の累積」は、この額の負債に成ってる。返済できないなら?お前を地獄へ連れて行く。

その困り者は地獄に連れていかれ、人々は安堵した。


いわゆる「お釈迦さまでもご存じあるめぇ」的な、システムの隙、些細な不備、そう言う部分に居た、そう言うパワーに対して。
現状、「対策は出来る」訳で、それは、”その適用”だ。
「軽犯罪の重過失」と言う因果。
始めは被害額100円でも、次からは「前の被害額」が”その被害額に上乗せ”される。
100円の窃盗を10回繰り返すと、100+200+300+400+500+600+700+800+900+1000で、5500円の窃盗をした事になる、実際には1000円でも、だ。
侮蔑、風説の流布、等々もこの、「軽犯罪」の範疇には入る。
この負債額は”一生”消えないので、何かに付けて不利にはなる。同じスコアなら、この負債が付いてない方を選ぶのは当然だ。それは居るだけで、その場に軽微とは言え損害を齎す様になって。
その負債を埋める様な技術でも持たない限り、それは「まあいいや」に成らない。

結末的に、この負債額が「その国家の人口」を超えると、その人はその国に居る資格を失う。そして結論としては人類の総人口分、70億円を超えた時点で「死刑」が宣告される、そう言う「話」には成ってる。

この負債、「借金」と言う形で”外部”に持てば、それは「直ぐに適用には成らない」らしいが。

…この先は、どうにも剣呑な話が始まる。


「大賀さん」その決定に逆らうなら、それは例えその作者であろうとも「対価」は請求される。
その時、軽微な万引きを繰り返した存在は、”一見して理不尽な結末”を迎える訳だ。

作家として、負け組を歩き続けたその人は、結局は部屋で一人、孤独に死んでいました。
かつて同じ部屋にいた同僚達は、華々しい成功を手にしている影で、彼は、その努力は報われませんでした。

こんな理不尽が有って良いのか?!

しかしその時、その人は実際には、「軽犯罪の重過失」に潰れただけだった、かもしれない。


神のみぞ知る、そんな話の向こう。

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