今の「中華思想の皇帝」は、存在する理由を失ってはいる。
「大賀さん」紛争解決機構、ともかく「王の権威」独裁性の起点、そこに人間の独裁者が居るからこそ、対抗として必要な存在は。ゲーム機相手では「お前は自分が神のつもりか？！」その批判は出来ない。”そこ”で出た結果が「王の権威」その決定であり、そこには独裁者は居ない、現実以外には。なら？皇帝も必要性が無い、訳だが。
ただ、その理想？を支持する人々は、まだ、皇帝を支持している。ヒットラーを実際は支持していた層と、恐らくは被る。独裁性への渇望、その容認、自由を！その時、そこに皇帝は輝いて有り･･･そして適当な実績もあるのだ。
支持者、それは多くマスコミだったり、それに関わる所にはなる。ともかくテレビを今までの様に維持する為には、どうしても皇帝の威光が必要だ、利益性は無視してお金だけ出してくれる有り難いスポンサーの人々を威圧し、統制しお金を出させる必要がある。今まで通り！を目指す時、そこには中華思想その皇帝が必須。
そのテレビに全幅の信頼を置いてきた、シニア世代は基本的に彼らの味方だ。地獄の後の開放、戦後の昭和が良くも悪くも彼らの楽園で有り、それを齎した「支配者」に対しては神の如く畏怖が有る。今の彼らは、自分の子供とかよりも…テレビの言う事を信じる。
シニア世代に基本的には逆らえない後ろの世代は、そんな、動かない重い壁の前に居る訳だ。お前、親を殺すつもりか？流石にそこまでは出来ないのに、相手は出来るのである…子供を売りに出す、とか。
…戦前は、良くも悪くもそう言う時代だったのだが。
形而上、概念の世界、そこでは、一応は今、「ゲーム機」大賀さん、紛争解決機構に最終的には統制されて、居る。今の所、戦争の機運？！が、なんちゃってで終わるのは…”だから”だ。一応は、その前に概念だけで決着にはなる。更に、イスラム国が今も「テロリスト集団」である理由でもある。もちろん、彼らは紛争解決機構の決定には不同意であり、自身の神を掲げて”それ”へと戦いを挑んでいる、訳だが。一応は、邪悪として殲滅されそうな、そう言う方向には成ってきている、らしい。
ただ、良くも悪くも紛争解決機構の信頼度は、まだその程度だ。「やっぱり現れた結果通りになった」逆らうのは損害が大きい、と言う事が納得されるまでは、まだ「単なるゲームでの結果」に過ぎないし？表にもそれは出ない。サイコロの出目で都合の悪い２が出たから、６に変えてしまう、それがまだ、出来ない訳じゃないのだ。”それ”はその後、「出目は２です」その結果を引きずりやがては破綻する、しかし。テロリズムはまだ、脅威として有る。
…そしてだから、この先もイスラム国の様な存在が現れないとは限らないし、北朝鮮が戦争を起こし核兵器を使わない、とも限らない訳だ。「正義は勝つ」が事実なら、理屈の上で”正義”であれば勝負は始まる前に解っている筈である、が。
「俺には俺の正義がある、万引き如き犯罪では無い！」
この、或いは命懸けな断言は「違う正義」として意味を持ってしまう。シニア世代を味方にし、テレビマスコミを抑え、多くの大企業を従えている彼らに対して、裏側はその侵略に立ち向かわねばならない、訳だが。多勢に無勢、99対１位の、戦力比は明白ではあるしかし。
表は悪で、裏は正義、だ。「王の権威」それは裏側にこそある。「正義は勝つ」なら？それはやがては裏側が状況を制する、筈だが。
親に死なれては困る訳で、かと言って親は味方では無く。ゲーム或いは漫画が世界を救う？戯言を言う位ならブラック企業だろうが何処でも良いから就職して働け、そんな猛攻に対して、何が出来る物か。
もちろん、相手の言う事か理解には欠損がある。「それはどうでも良い」のだ、ともかくシニア世代は、自分が死ぬまでは、後の世代が支払ってる年金が支払われるのだから、彼らは働き「お金を創る必要」など無いのである。そもそも「それは出来ない」のだ、じゃあ？それは考える必要はないのだ。
これは、独裁性により、虐げられた人々の…呪いだろうか。
