あげちうのブロマガ

絵画に点数を付ける人

それはそれとして問題。

これを「アートスケール」と、名付けては見る。”創作”それの概要の抽出と採点を行う際の基準だ。今だからか、これは”かなり”幅広く明確な査定を可能にしている感じ。

「アートスケール」
換金等の際の、定理的な採点方式。実際には何人かの合算平均が好ましい。
作者側の「主題」6項目と視聴側の合致、そして「感想」4項目の合算での査定。
「作者」側に、作品の主題以下6項目を埋めて貰い、それを起点にして評点。
※基本的にディレクターを名乗るなら、ここで60点以上を出す必要はある。
換金は主に、点数×上限単位で決定。一分2万円で、4分作品、80点なら、64000円。

主題(情景、描写、注意、主張、矛盾)
追加項目:技術、個性、一般、 独自


という訳で、それを既存の作品に向けてみる。

「新世紀エヴァンゲリオン」
主題  10「世界を護る為に戦う人々」
 情景  10「荒廃した未来」
 描写  10「日常感のあるリアリティ」
 注意  10「戦うのは中学生です」
 主張  10「背に腹代えられない場合は」
 矛盾   2「使徒は何で襲ってくるのか?」 考えてないんですか?

追加項目
 技術 8「作画レベルは高い」
 個性 6「アニメでやりますか」
 一般 6「解りやすい共感」
 独自 8「妙なリアリティは」

80点。
まあ、相応ではあろう。

しかし、この後の話。


「シン・ゴジラ」
主題 1「現代社会にゴジラが現れたら」 今までの作品がそれを描いてないと?
 情景 3「現代社会にゴジラが居る風景」 普通
 描写 4「日常感のあるリアリティ」 普通
 注意 1「ゴジラにリアリティが無い」 実在性も疑問なら理由も不明
 主張 1「ゴジラなんて虚構です」 虚構対現実、なんて宣伝文句も
 矛盾 1「ゴジラは何で襲ってくるのか」 考えてないんですか?

追加項目
 技術 4「映画としては適当な」
 個性 2「普通」
 一般 3「まあ特撮」
 独自 1「それ以上じゃない」

23点。


色々、理由は有るとは思う。現状、庵野秀明氏への問題?疑念は集中してる感覚はある。この評もそうである様に、前回の「シン・ゴジラ」は、結構重い失望をそこに残している。”この”評価を求めるなら?本来は作者自身に主題以下の項目を埋めて貰う必要は有るので必ずしもこの数値、という訳でも無いしかし。「大ヒットしました!」と言うには、この数値はそれに重い疑いの視線を向けてしまう。

自身の把握だ、この頃、既に「エヴァンゲリオンを創った」増尾昭一氏は病に伏し、製作現場には居ない感じがある。結果、庵野秀明氏本人のスキル、それがこの数値?と言う事に成る訳だ、それはつまり、ディレクターのスキルとして非常に低い、という意味には成る。

それが妙な評価をされて居たら?それはそれで、問題が重い。

そもそも、「マットアロー1号発進命令」に、過剰な評価をしたと言う事がそもそもの問題の始まり、かもしれない訳で。庵野氏本人も実際は言っているが、しかし、その内容は疑念はある、「牛乳パック潰れてるだけなんですよね」それは、そうは見えないのだ。そこは皮肉か否定か、ともかく「評価されなかった」ウケなかった、のは事実だろう、評価内容に重い疑念があったのは間違いなく、その時、誰が?と言うのは難しい。

…ともかくなんにせよ、今更過失を問うのは意味がなく、問題は「庵野秀明氏は、ディレクターとしてのスキルは有るのか?」そこにこそ、ある。自分の理解としても今だに、「エヴァンゲリオン」その成功は、あくまでも増尾昭一氏の存在あっての結果、なのだ。彼を失った今、今後は有るのか否か、それは重い話としてあるのでは。

一部報道では、「シン・ウルトラマン」その撮影現場に入れて貰えない、とか、そんな話もある。色々と、現場にストレスはある、のかもしれない。

前回のそれが悪影響を残しているのだとしたら?打開はするべきなのだろう…が。

現状、彼は、自身で60点以上の作品、それを創れるのだろうか?

そこは、少し疑問にはなる。そして懸念はそれだけ、だ。


「ここ」が、想定する様な立場であるのなら、だが。

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