改訂版 心理臨床学会での友田明美さんの報告:赤ちゃんの脳まで壊す不誠実な母親の関わり大竹しのぶさんにとって大事なこと (暴)力による支配2013-09-30 02:11:20 | エリクソンの発達臨床心理 脱儀式化の状況は.........
Paul Frewen , Ruth Lanius (2015) , Healing the Traumatized Self consciousness, neuroscience, treatmet 『トラウマを負わされた自分に対する囚われから自由になること 意識、脳科学、治療』の翻訳。発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども、大人。
最終章の第7章、p.292、最初の面接者から。
面接者 : 支援の仕組みにたどり着けたのはどうしてですか?
キム : 私には強い信念があって、祈りには役割があると信じてるんです。神さまが私のために何かをして下さるのは、さもなければ、私は死んでおしまいってことになることを神様はご存知だからです。神さまが介入してくださるおかげもあり、支援の仕組みのお陰もあって、決断出来たんだって思います。支援をして下さる方々を信頼しようって思うんです。変わらなくっちゃと言われたらヒドイって言ってましたし、変わろうなんて少しも思わなかったけれども、少しくらいは信頼しようかな、って思ったんです。というのも、「自分が何を失くしてきたのか」が分かったからです。
キムさんもキリスト者なんですね。どんなにつらいことがあっても、神さまに対する信頼を失わなかったみたい。繰り返しで申し訳ありませんが、発達トラウマ障害(DTD)の回復の要は、地で信頼することを回復することになんですからね。