2023年11月3日、新潟日報に11月3日に開催される阿賀黎明高校の文化祭の記事が載っていたので、阿賀町に行きました。
※新潟日報 11月1日付朝刊の記事から紹介 → 阿賀黎明高校3年生の10人が家庭科の授業の一環で、商品作りや販売の意味に加え、関わった人たちの思いを感じて値段だけでない価値を学ぶことを目的としている。地元産の食材・エゴマを使用。取り組みは9月にスタート。エゴマ畑や加工施設を見学、来場者数や客層、ニーズなどを検討。魅力的なジェラートのコンセプトを検討。10月31日に販売する製品を製造した。販売は午前11時半から午後2時までで、30分ごとの数量限定。
(上)阿賀野市から阿賀町中心部への道中の風景。まだ紅葉は、ちょっとしか色づいていませんでした。快晴でした。
(上)阿賀黎明高校。12時5分前に到着。写真の中央が玄関です。写真右側にキッチンカーがいました。
(上)阿賀黎明高校の文化祭「黎明祭」。新聞に高校でマルシェを開催・・と紹介されていました。
マルシェとは、「市場 いちば」を指すフランス語。フランスでは市民が食材や雑貨など日常の買い物をする場所として定着しています。日本では、イベント的に開催されることが多いそうです。阿賀黎明高校もこれに該当するようです。(上)の絵は、高校の玄関で貰った案内書の一部。白黒コピーですが、当日の阿賀黎明高校のホームページにはカラーで紹介されていました。
貰った案内書には校長先生の挨拶文があり「本校の黎明祭は、日頃の学習成果の発表が中心の文化祭です。本校では、日頃から特色ある活動として地域と連携した様々な活動に取り組んでいます。(総合的な探求の時間)における探求活動をはじめ、教科活動においても地域の行政、企業、住民の方々からたくさんの支援をいただいています。ご支援いただいている皆様へ心から感謝申し上げますとともに、その学習の成果をぜひご覧いただきたいと思います」・・文の一部分の紹介ですが、地域と連携しようという熱意が感じられ、「阿賀黎明おもっしぇぞマルシェ」も去年に続く企画のようです。生徒会長の挨拶文も載っていました。 今の時代、学校内の写真撮影は好ましくないと思い、撮影しませんでした。生徒の学習成果の発表は面白く、見入ってしまいました。父兄も見入っていたので、良い企画発表でした。今の時代なので、発表はパソコンで文字入力し、デジカメの画像を添付した用紙を展示。パソコンで文字や画像を入力・挿入できなければ社会や大学に行ったとき、周囲についていけない。文化祭といえば大きな大洋紙に太いマジックで文字を書く・・という私の感覚は時代遅れでした。 阿賀黎明高校は現在、県外生徒も受け入れており、学生寮もあります。
(上)阿賀黎明高校のグラウンド。開設当初は中学・高校の中高一貫校でしたが、生徒減少(人口減のため)により2020年に中学校を閉校。現在は高校のみ。各ホームページを閲覧すると、2021年5月1日時点で生徒数全校78名(男子46名、女子32名)。2023年4月時点で生徒数46名(男子27名、女子19名。 このうち、県外生徒18名)。文化祭の展示コーナーにPTA事業部が展示した「過去の卒業アルバム。卒業生全員集合の写真」を見ました。昔は学年の生徒数が多かったのですね。今は・・阿賀野市も同じく人口減少により地元の阿賀野高校の生徒数も激減しています。 若い高校生達に、希望を託したいと思います。
(上左)グラウンドの端に咲いていたコスモス。(上右)高校の玄関前にいたキッチンカーで買った「新米のもち米で炊いたクリご飯 500円」 美味でした。私の前に親子3人はクレープを購入。旦那さんは阿賀黎明高校の卒業生らしく、学校の説明を美人の奥さんに話していました。小学生の男の子はクレープを食べるのに夢中。「いい親子だなぁ」と思いながら帰宅しました。
「追記」学校の廊下を歩いていた時、知らない男子高校生に「こんにちは!」と声をかけられました。私も「こんにちは」と返事。学校の良い雰囲気が伝わりました。いろんな展示があったのですが、記憶に残っているのが「美術部作品」「町キャラレポ」「草倉銅山レポ」「町推しフォトレポ」「私のオススメ本 新書にTRY」。遅く学校に行ったので見れませんでしたが、体育館でのステージ発表では生徒のバンド演奏が3組、選択音楽チームによる合奏。歌やダンス、3年1組 地域学「新潟ふるさとCM大賞制作発表」など合計11個あったようです。