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チラシの裏

海底二万里

2012年09月05日 | SF
ヴェルヌの「海底二万里」が新潮文庫から出ました。
イラストは影山徹、ディズニー映画風のノーチラス号がかっこいいですねえ。
作品の書かれたのが日本で言うと明治2年から3年にかけてという時代なので、
現代では分からなくなった言葉や動植物の名前などには注釈もつき、
挿絵も入ってなかなか充実しています。


岩波文庫からも5年前に出ています。
こちらもオリジナルイラストを所収ですが、さすがに注釈まではついていませんでしたねえ。


こちらは1993年に出ていた集英社文庫のヴェルヌコレクションの中の「海底二万里」。
このコレクションの「売り」は、表紙カバーイラストにメビウスのイラストを使っていたことです。
具体的にメビウスがノーチラスを描いたイラストではなく、
メビウスが描いたそれらしいものを使っているようです(他の作品もそうなので)。


1977年13版の角川文庫版。昔のジュブナイル風イラストが懐かしいです。
作品の中で描かれているノーチラス号のデザインに忠実なイラストです。
たしか「葉巻のような」とアロナックス教授が書いていたような記憶があるので。
よく見ると、ノーチラスの航路も描いてありますね。

「海底二万里」を読んだら、ぜひ「神秘の島」も。



海底2万マイル ディズニー



アニメ 宝島OP



日本アニメのOPなら「ナディア」なんでしょうけれど、
「宝島」のほうがぴったりくるんだよなあ。
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