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ディクスン・カー『幽霊屋敷』

2023年02月16日 | JDカー
4月に創元推理文庫から、ディクスン・カー『幽霊屋敷』が新訳で出るそうです。
ハヤカワではポケミスで『震えない男』という題で復刊していましたが、旧訳のままでしたので、
これでようやく新訳で読むことができます。
『幽霊屋敷』というタイトルで期待される向きもあろうかと思いますが、
1940年発表、カーとしては中期の作品なので、初期のようなコレデモカ的なオカルトではありません。
でも可能なかぎり期待した方が謎解きの脱力ぶりを大いに楽しめますので、
未読の方は思いっきり期待してください。
『幽霊屋敷』を出す、ということは、旧創元文庫で出ていた作品を改題せずに出し直す、ということでしょうか。
となると、次は『死が二人を分かつまで』が新訳『毒殺魔』として出るのかな。
それにかつての創元の定番でいま品切れになっている『赤後家の殺人』『爬虫類館の殺人』も改訳される、と思っていいですね?
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