それでも・・

ここに日々の全てを記す

SX200RフォークOH

2020-06-26 17:34:25 | 整備系
半日で終わるかなって思って始めたけど

結局一日作業になってしまった。


始める前には想定していなかったことがあったのが原因だけど

とは言え

フォークを車体から外して直ぐにその作業をするようになったんだけど



これね。

今まで
過去に俺がバラしてきたフロントフォーク
DT125R,CRM250、TZR250
それ以外にはやったか忘れちゃったけど
少なくともこの3台ではこの作業はなかった。

普通さぁFフォークの上ってボルト頭みたいなのが付いていて
レンチかまして回して開けるもんじゃん、

ところがこいつのは上がキャップなんだよね。
で、ふたを開けると
写真の状態。

最初構造が理解できなかった。
パーツリスト見て
ようやくわかったよ。

Cリングで留まっているのね。

つまり、真ん中の窪んでいるやつを押して下げて
ハマっているCリングを外すって事なんでしょ

どうやってやれってのよ。

あれこれ考えて
結局車体に付けてプーラーかけて
押し下げてその間にピックツールでリングを外すことに

一本目を外すまでに凄い時間を要した。

2本目は数分で終わった。

まぁそんなもんだけど

はじめ一生懸命手で押して取ろうとしたから
それで体力を相当持って行かれた。

で、

次の難関



インナーとアウターの分離ね。

これも一回やってるやつならいいんだけどね。

初めてやるのは底のボルトが緩むかが結構ポイント



ほとんどこのためにだけ使っている
インパクトを使って
しつこく回し続けていたら取れた。

ココまでいけば
この作業はほぼ山は越えている。

まぁ倒立の場合はシールを打ち込むのも大変だけど
これは正立なので
それほどでもないし



この工具が
安く売りだした時は感動したもんだよ。

これを昔頼みに行って店に嫌がられたりしたんだ。

もう何年も前の話だけど

当時はフォークシールプッシャーはハスコーからしか出ていなくてね。
ハスコーは高いって有名なSSTのメーカーだけど

今の時代、自分でやる人が増えたけど
やっぱり工具屋さんが
やり易いようにSSTを沢山安く売りだしているっていうのも
大きいんだよね。

とにかく前は何をやるんでも
大変だった。

なんて昔話をしてもしょうがないけど




で、
フォークシールを打ち込んで
リングを入れたら

オイルを入れて
油面を計る。

今回は菜箸が転がっていたので
これとパイプを連結して
パイプの先にシリンジ(注射器)

チューって吸って終了




最後にまたコレよ



このCリングの作業が面倒




時間食う

でも、
オイル漏れもしてなかったし
汚れてはいたけど

年式相応かなって思えた。

やっぱりフォークブーツのおかげなんだろうね。
インナーが露出してないと
もちが全然違うんだと思う。

ただ、付ける時ブーツ破ったけど・・・

ブレーキのパッド終わってたけど・・・

バラしたおかげで他に問題が見つかったりするのは
良いのか悪いのか・・・


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