7/17(日) 9月末の月山大会の下見を兼ねた調査登山大会2日目、
9名で志津温泉から月山頂に登り、帰路は金姥から湯殿山へ降りるコースを調査する
前日宿泊の志津温泉清水屋旅館のバスで月山リフト乗り場まで送っていただく
月山リフト乗り場にはニッコウキスゲが今を盛りと出迎える(8:00)
月山リフトを降り、残雪の姥ケ岳に直登する (8:15)
急斜面の残雪は固く締まり、滑落防止の固定ロープを頼りに姥ケ岳を目指す
姥ケ岳山頂(1,670m)はガスで展望が得られず、ニッコウキスゲが華やかに出迎える (8:50)
姥ケ岳から月山を目指し稜線を下ると、金姥(月山からの帰路ここから右に湯殿山まで3.6Km下る)の分岐点に出る
姥沢小屋跡からの直登路が合わさる牛首の分岐点 (9:30)
ヨツバシオガマ(四葉塩釡)・・・花言葉は「誘惑」
ハクサンシャクナゲも優雅な姿を見せてくれる
最後の雪渓を越えれば、月山への急な登り坂に取り付く
鍛冶小屋跡を過ぎると山頂は近い
雨の降りが激しくなって来たので、頂上小屋で雨宿りを兼ね昼食を取ることに(10:15)
清水屋のおにぎりと、小屋の温かい副食で楽しい昼飯を食べる
1時間ほどで雨も止み、山頂の月山神社への稜線から先ほど休んだ稜線小屋を振り返る(11:30)
月山神社本宮前で(11:45下山)
ウサギギク、葉の形がうさぎの耳を思わせることに由来する
ハクサンイチゲ、ハクサンを冠する花は沢山あり花言葉は「幸せを招く花」
ハクサンフウロ、花もきれいだが秋に葉が真っ赤に紅葉するのも見事だ
帰路、鍛冶小屋跡付近でガスが切れ、朝日連峰が顔を出す(中央が朝日岳 1,870m)
鍛冶小屋跡に咲くキオン?
先行する月山参りの方々、この先の牛首からリフト乗り場に降りるという
雪渓の下りも緩やかになり間もなく牛首の分岐点が近い
姥ケ岳山頂はまだガスが残るが、心地良い風が吹く尾根筋はとても気持ちが良い
牛首近くから見るリフト上駅、中央の木道は左の姥沢駐車場をむすぶルート
ニッコウキスゲ、花は橙色で1日だけ開いてしぼむ
ヤマブキショウマ、葉脈が横に端正に平行に並んでいる
ジョウシュウオニアザミかチョウカイアザミか区別がつかない?
うつむきかげんに咲いたベニバナイチゴ、紅色と一言では言い切れない沈んだ独独の色合いが好きだ
天気が良くなく下向きのヒナザクラ
コイワカガミ、この写真では良く写っていないが根元の葉が鏡のように光を反射する
リフト終点から牛首に雪渓を直登するグループ
正面の姥ヶ岳はガスっているが、このすぐ先から右手に曲がり湯殿山に降りる(13:10)
分岐点の金姥から、半世紀前に一度下りたことがある湯殿山へ降りるが記憶は全く覚えていない
金姥から湯殿山への中間には志津温泉への分岐点の施薬小屋がある
(2000年6月に志津温泉から此処を通り月山に登った)
コバイケイソウの見事な葉が目にとまった
金姥からの道がきれいな浄身川を渡る、水場が積雪に隠れていたが冷たい沢水を飲むと滅茶苦茶美味しかった
沢を渡ると水芭蕉が咲き誇る湿原脇を通り施薬小屋に着く(14:00)
施薬小屋から湯殿山への道は、断崖を真っ直ぐに降りる箇所が3か所あり鉄梯子が架かる
50年前この月光坂を必死に降りた記憶だけは今でも覚えている
月光坂を下り雪解け水の沢を渡れば、湯殿山は近い
???
湯殿山到着、本宮に参拝される方は、ここで靴を脱いで素足になり参拝する(15:05)
月山から下りて来る参拝者の仲間を湯殿山で待つ同行者
湯殿山のご神体は通路からは見えない工夫が施されている
バスに乗り5分、ふもとの千人沢の駐車場に着くと巨大な鳥居が出迎える
出迎えに来た清水屋のバスに乗り、志津温泉に戻る(15:40)
おわり