![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/a1/7fb94a934ff45a8c3bdbc3c01e6d94cd.jpg)
【田中伸尚著、『反忠 ~神坂哲の72万字~』】
生活扶助費の支給打ち切りという正に「血も涙もないむごい仕打ち」と闘った“人間裁判”「朝日 (茂) 訴訟」(p.178) が神坂さんに大きな影響を及ぼしているようである。異常な自殺の多さや、プレカリアートを思い浮かべる。
「勁い」(p.415)、「勁さ」(p.341、417) という言葉が印象に。多分、松下さんの影響。
「裁判とういうのは、何とも過酷」(p.347)。C型肝炎という薬害などを見れば明らか。それとは別の意味で古川さんにとっても・・・、痛恨の思いに苛(さいな)まれたそうである。
ラルフ=ジョルダーノの述べている「第一の罪」と「第二の罪」(p.348)。そして、現在進行形の「第三の罪」。非常に危険な時代。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます