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●『反忠 ~神坂哲の72万字~』読了(4/4)

2008年03月10日 18時31分45秒 | Weblog

田中伸尚著、『反忠 ~神坂哲の72万字~』】
生活扶助費の支給打ち切りという正に「血も涙もないむごい仕打ち」と闘った“人間裁判”「朝日
() 訴訟」(p.178) が神坂さんに大きな影響を及ぼしているようである。異常な自殺の多さや、プレカリアートを思い浮かべる。

「勁い」(p.415)、「勁さ」(p.341417) という言葉が印象に。多分、松下さんの影響。

「裁判とういうのは、何とも過酷」(p.347)C型肝炎という薬害などを見れば明らか。それとは別の意味で古川さんにとっても・・・、痛恨の思いに苛(さいな)まれたそうである。

ラルフ=ジョルダーノの述べている「第一の罪」と「第二の罪」(p.348)。そして、現在進行形の「第三の罪」。非常に危険な時代。

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