[※ 『国民のしつけ方』(斎藤貴男著、インターナショナル新書010)…《それは調査報道…「番犬(ウォッチ・ドッグ)」としての役割》↑]
週刊朝日のコラム【室井佑月「気づいて!」】(https://dot.asahi.com/wa/2019010900010.html)。
《ニュースを観ていて、綺麗な辺野古の海が埋められていく様子を、今のこの国と重ねてしまった。安倍政権は、あたしたちが望んでいないことばかりを進めていく…世界で失敗ばかりしている、水道の民営化。地産地消できなくなりそうな、種子法廃止。そして、日米地位協定の見直しもせず、沖縄への米軍基地の押しつけ》。
『●アベ様参院選公約「子育て…」: 「3歳児、おなかすいて盗んだ」
…アベ様のニッポン、病んでいないか?』
『●2016年報道の自由度ランキング72位:
「メディアは二流ならば社会も二流」、アベ政治も…粗悪』
『●「思いやり」に溢れた、番犬様にとっての「天国」ニッポン
…子どもの貧困問題などは置き去り』
『●政治家の浅ましさ、政治の貧困:
「あたかも完璧な貧困者でないと許さないかのような社会」は病んでいる』
『●浜矩子さん《昼間は超効率的に労働させ…
夜間は退廃の不夜城活動で経済活性化に貢献させる…》、あぁ…』
『●「働かせ方壊悪」…(斎藤美奈子さん)「こんな形で働かされたら
子育てなんかできない…少子化促進法」』
『●《経団連を引き連れての俯瞰する外交の破綻》…
日立製作所も断念、アベ様による原発輸出が《全て暗礁》…』
『●《69人死亡》を知らないのならば無責任、
知っていたのならば冷酷…《お寒いほどのスカスカ》法案を可決』
『●水私企業化…《企業が儲けて、国民も安くて良質な
公共サービスを享受…そんなバラ色の話》は絶対に無い』
『●「国民の怒りは正当だ」…《一部の富裕層ばかりを優遇し、
その他大勢の労働者や低所得者に冷たい》』
《安倍政権は、あたしたちが望んでいないことばかりを進めていく…多くの人間が不幸になるものばかりだ》。
鈴木耕さんの仰るような《サディスティックな政治》。それを全く批判しないマスコミ。NHKなんて、政権広報機関。アベ様らのウソ・デマを垂れ流して、恥もしない。そして、言っちゃあ悪いが、民度の低さ。〝マゾヒスティックな信者〟達。
「1/4の自公お維キト支持者と2/4の選挙にも行かない 眠り猫な有権者の皆さんの引き起こしたアベ様自公政権の「独裁」「大暴走」。「権力の監視」をすることもなく、《野党叩きで安倍独裁をアシストするメディア》…野党が「ダラシナイ」? ネゴトは寝てから言ってくれ。暴挙の原因は100%、与党・自公や癒党・お維キト。私企業化で利権に群がり、な~にが「ホシュ」「ウヨク」か。」
『●2018年12月14日、「美ら海」に土砂投入…
辺野古を破壊して巨大な新基地が恒久的に沖縄を占領…』
『●辺野古破壊のために美ら海に土砂投入…
その翌日も現地で抗議が続く中、アベ様はのんびりとゴルフを満喫』
『●破壊「損」な美ら海への土砂投入…「2019年2月までの
米軍普天間飛行場の運用停止」をやってみせよ!』
『●【政界地獄耳/問答無用の自治破壊実行する政府の怖さ】
《民意も海に埋める》…民主主義国家がやること?』
『●《『日本を取り戻す』の中に沖縄は入っていな》かった、
そして今《国民のうちに沖縄は入っているのか》?』
『●《ルールを守》っていない代表格は、民主主義を破壊する
「選挙妨害を暴力団に発注する」人・アベ様』
『●辺野古「移設」に非ず、《新基地は軍港はじめ、
普天間にない巨大で多様な機能を備えた一大戦争拠点…》』
『●三上智恵さん《埋められていくのは、辺野古の海だけではない。
この国の未来…助けを求める、あなたの声》』
『●巨大新基地建設による辺野古破壊…
プーチン氏に《主権を行使できていない実例》と指摘されてしまう始末』
『●「在日米軍特権」「日米地位協定」「日米合同委員会」…
《米国の言うことを聞くお友達は日本だけ》』
『●鈴木耕さん《美ら海を破壊するために、軍事基地を造っている…
言い換えれば、サディスティックな政治》』
『●《「ならばどうぞ独立を」とは決して言うまい。
沖縄をそこまで追い込んだのは本土の側。その責任は重い》』
『●辺野古破壊…《暴力政治への批判…
それが“勇敢”なんて言われてしまうことが、この国の異様さを物語》る』
『●「普天間飛行場の辺野古移設問題」に非ず、
息吐く様にウソをついてでもな「辺野古の新基地建設」問題』
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【https://dot.asahi.com/wa/2019010900010.html】
室井佑月「気づいて!」
連載「しがみつく女」
室井佑月 2019.1.10 07:00 週刊朝日 #安倍政権 #室井佑月
室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中
作家・室井佑月氏は、安倍政権が国民の望まぬことばかりを進めていると憂う。
【この記事のイラストはこちら】
イラスト/小田原ドラゴン
【https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2019010900010_2】
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あけましておめでとうございます。といっても、このコラムを書いているのは12月の半ば。
正月の準備は、真空パックのサトウの鏡餅小を買って、テレビの前に置いとくだけ。
お正月がやってくるというのに晴れやかな気分になれないのは、安倍政権が沖縄の辺野古の海に土砂を強行的に投入しはじめたからかもしれない(今、12月17日。土砂投入は14日から)。
ニュースを観ていて、綺麗な辺野古の海が埋められていく様子を、今のこの国と重ねてしまった。
安倍政権は、あたしたちが望んでいないことばかりを進めていく。
外国人労働者たちに対する差別をそのままにし、これから大量の外国人を入れる。それはこの国の人間の、労働環境の悪化や、賃金低下も意味している。
世界で失敗ばかりしている、水道の民営化。地産地消できなくなりそうな、種子法廃止。そして、日米地位協定の見直しもせず、沖縄への米軍基地の押しつけ。
そのくせ、国策として力を入れていた、原発の海外輸出はすべてご破算となりそうだ。
ご破算になって良かった。海外の原発輸出先で、事故が起こったらどうする? 厭な、居たたまれないような気分になっただろう。
安倍政権が力を入れる政策って、多くの人間が不幸になるものばかりだ。
カジノ解禁もそう。博打は人の不幸で成り立つ商売だもん。
でもって、我々の社会保障費を削りまくり、そのくせアメリカからリボ払いで武器を大量に購入。
みんな気づいて! もう、ちょっとずつ、我々は不幸になってきているんだよ。
<2人以上世帯の可処分所得は1997年の月額49万円をピークに、毎年引き上げられてきた社会保険料の負担増などで、2016年は42万9517円と月7万円も減ってしまった。年間84万円ものガタ減りである>(2018年1月3日付の日刊ゲンダイDIGITAL)
この5年で、低賃金の非正規雇用ばかりが増えている。貯金ゼロ世帯が、30%を超えた。時代の流れに合わせれば、うちのお正月も細やかになるわけだ。
年始から暗いことばかり書いてごめん。でも、年が変わっても、忘れちゃいけないことだから。
テレビは年末年始の番組ばかりになり、お正月番組が終われば、東京オリンピックの話題一色になるだろう。けれど、その間にも、辺野古の土砂投入は進められていく。そして、細やかなお正月もできない人々は増えてゆく。
働いているのに、年収が300万円以下の人が40%。年収122万円未満の可処分所得しかない 相対的貧困率は、15.7%。子どもの貧困は13.9%で7人に1人(15年厚生労働省調べ)。
世界第3位の経済大国でありながら、これだよ。あたしたちが望んでいるのは、こんなに格差の激しい国だった?
※週刊朝日 2019年1月18日号
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