[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/検察の“おにぎり”論法】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201901090000085.html)。
《察するにコメの安全のアピールであって選挙活動ではなく公選法には違反しないということなのだろうか。さすがにこれには驚いた。既に三権分立も法律もここまで自在に検察は解釈するようになったのか》。
毎日新聞の記事【おにぎり配布の福島市議を不起訴処分 17年の安倍首相演説時で】(https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190104/k00/00m/040/172000c)によると、《 2017年10月の衆院選公示日に安倍晋三首相らが福島市内で演説した際、集まった有権者におにぎりを配ったとして、公選法違反の疑いで昨年7月に書類送検された宍戸一照市議(67)について、福島地検は4日、不起訴処分としたことを明らかにした。先月28日付。地検は処分の理由を明らかにしていない。【寺町六花】》
福島地検は、《理由を明らかにしていない》!?
お握りを振舞った福島市議…《コメの安全のアピールであって選挙活動ではなく公選法には違反しない》?? コラムの指摘する通り、《検察のごはん論法ならぬおにぎり論法》、《福島おにぎり論法》。
アベ様らに忖度かぁ…福島地検もそこまでやるかね。《三権同一》(目取真俊さん)というか、立法府の長を気どる行政府の長・アベ様が三権を掌握。
『●アベ様政権は大阪地検特捜部長を函館地検検事正に昇進させ、
「森友問題の幕引きを一気に図る魂胆」』
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に
《論功行賞で、財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という
《総理のために嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●三権の一角…伊達忠一参院議長「発言をやめなさい…
連れて行けって…やめさせて連れて行けっちゅうの」』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201901090000085.html】
コラム
政界地獄耳
2019年1月9日7時38分
検察の“おにぎり”論法
★公職選挙法ではお茶や茶菓子以外の飲食物の提供を禁止している。地方選挙から国政選挙までこのルールは政界関係者、選挙関係者は頭にたたき込まれている。17年10月の衆院選公示日に福島市の福島県営あづま球場近くの水田前で衆院候補・亀岡偉民の応援のため首相・安倍晋三が衆院選の第一声の演説をした後、福島市議・宍戸一照が集まった有権者に「みなさまにおにぎりを準備しておきましたから、もらっていってください」と聴衆に呼び掛け配ったもの。首相らが福島のコメをアピールするためにそこでおにぎりをほおばるのは良いだろう。しかし有権者にふるまうのは違反だ。
★同市議は公選法違反容疑で書類送検されたが昨年12月28日付で不起訴になった。地検は「証拠の内容に照らし、起訴に相当しないと判断した」と発表した処分の理由を明らかにしなかった。察するにコメの安全のアピールであって選挙活動ではなく公選法には違反しないということなのだろうか。さすがにこれには驚いた。既に三権分立も法律もここまで自在に検察は解釈するようになったのか。この後、地検の検察官は出世の異動となるのだろうかと森友事件の大阪地検特捜部の不起訴処分を思い出す。検察のごはん論法ならぬおにぎり論法だ。
★この春には統一地方選挙、夏には参院選挙が予定されているが、全国の選対関係者は福島の事例を慎重に踏襲すれば、候補者陣営は有権者におにぎりを配って食べてもらうことが可能になる。これをこれからは福島おにぎり方式と名付け各党の選対はマニュアルを作成したらいかがか。市議もこれを引っ提げて全国で選挙でのおにぎりの配り方を講演したらいい。これでは選挙違反に目を光らせる警察も徒労に終わることになる。ここまでルールを曲げなくてはならないものなのだろうか。(K)※敬称略
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