『先送りできない日本』”第二の焼け跡”からの再出発
池上彰(著)
<Amazon 内容紹介より>
グローバル競争における日本の方向性。
TPPと日本の食糧問題。
日本の経済は何をめざして舵を切るべきか?
中国、インドとどう付き合っていくか?
政局中心の日本の政治はこれでいいのか?
日本のものづくりを再生するには?
これまで解決してこなかった日本の大問題に決着をつける。
<感想>
大震災から3年経って直後に発刊された本を読むのもどうかなぁ~と思ったけれど、さすが池上本!
わかりやすくていろいろとスッキリ整理できた。
社会が大きく変化しているときには、何が正義なのか、それが分からなくなるときもあるでしょう。正解は、人によって違うはずです。しかし問題提起をすることに意味があります。自分の頭の中で問題を咀嚼し、足りないパズルのピースを探す過程で、いろんな立場の人の、いろんな意見と出会います。そのことが大事なのです。そして、確信は得られないとしても、そのときの自分なりの答えを出してみることが大事なのだと思います。・・・「いい質問」から「いい答え」が出る―長いあとがき より