『超バカの壁』養老孟司(著)
<Amazon 内容紹介より>
「今の日本社会には、明らかに問題がある。
どんな問題があるか。
私はものの考え方、見方だと思っている。
そこがなんだか、変なのである」
――フリーター、ニート、「自分探し」、
テロとの戦い、少子化、靖国参拝、
心の傷、男と女、生きがいの喪失等々、
現代人の抱える様々な問題の根本が見えてくる。
「バカの壁」を超える方法、考え方は自分の頭で生み出す。
そのためのヒントが詰まった養老孟司の新潮新書第三弾。
『生きていくことの意味』―トランスパーソナル心理学・9つのヒント
諸富祥彦(著)
<Amazon 内容紹介より>
不況とリストラ。
死に急ぐ中高年、そして子どもたち。
若者の暴力衝動の高まり、児童虐待…。
圧倒的な閉塞感と無力感に覆われた現代。
こんな時代に、
それでも意味と希望を見失わずに生きていくことはできるのか?
本書で著者は「人生で起こることは、どんなことにも意味がある」
というトランスパーソナル心理学の考え方を紹介。
愛と憎しみ、喜びと悲しみ、歓喜と絶望など、
内なるすべてのメッセージに耳を傾け、
深く自己肯定して生きるための
“私を越えた視点”を育むことを熱く語りかける。
<感想>
久しぶりに読んだ養老孟司本が自分の中でヒットしたので、
昨年買った『超バカの壁』を読んでみた。
ひろさちや本みたいに繰り返し同じことを書かれている箇所もあり、
前に読んだ本の復習をしているみたいだった。
アッという間に読み終わったので『死の壁』に突入!と思ったけれど、
一緒に買った諸富祥彦本に目を奪われてしまった(^。^;)フウ
求めれば求めるほど満たされないという幸福のパラドックス!
う~ん、雲黒斎を思い出すU^ェ^U ワン!
「もっと あの世に聞いた、この世の仕組み」
http://blog.goo.ne.jp/namagusabose
「物の見方 考え方」は、昔から ”唯物論”で 必ず出てくる言葉です。
唯物論=観念や精神、心などの根底には物質があると考え、それを重視する考え方。
養老さんの場合は、唯物論ならぬ「唯脳論」です。
文化や伝統、社会制度はもちろん、言語、意識、心など人のあらゆる営みは脳という器官の構造に対応しているという考え方。ただし、脳が世界を創っているなどとしてすべてを脳に還元する単純な脳一元論ではない。「脳が心を作り出す」というよりは「脳という構造が心という機能と対応」しているとする。そして構造と機能を分けて見ているのは脳である。
すべての人工物の仕組みは脳の仕組みを投影したものである。人は己の意のままにならぬ自然から開放されるために人工物で世界を覆おうとする。そのようにしてできた世界が脳化社会である。その特徴は下記の通りである。
・人工空間の成立 ・仮想空間の成立 ・自然の排除
・・・ウィキペディアより
私にはどっちも難し過ぎる~/(-_-)\