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『母親はなぜ生きづらいか』

2012-07-30 10:07:11 | 読書

『母親はなぜ生きづらいか』香山リカ(著)

<Amazon 内容紹介より>
いつから「子育て」は母親まかせになったのだろう。
母性の歴史をひもときながら、
母親の悩み、子どもの希望など母子関係の真実を探る。
どんなに頑張っても、
母親が子どもに絶対的な影響を与えるのは不可能なことなのだ、
と考えてみてはどうだろう。
(著者からの一言)
私には子育て経験はありませんが、
精神科の診察室で多くの母親たちのSOSを聞いてきました。
子育ての忙しさ以上に、
母親たちを苦しめているのは
「育児は母性あふれる母の手ひとつで」
「三歳まではつきっきりで」
「脳の開発はゼロ歳から」
といった子育てにまつわる数々の教訓やメッセージです。
NHKの「知る楽」という番組をきっかけに私は、
母親を生きづらくしているこれらの教訓の根拠を、
歴史を振り返りながら確かめることになりました。
子育てって、いったい誰のものなのでしょう。
読者のみなさんといっしょに考えることができれば、
と願っています。

<感想>
母性って何なのだろう?という疑問を持っていたので、
手にとって読んでみた。
子供を産んだら母性があふれ出てくるというのは、
国策として作られた神話なのかもしれないと思えて、
とても気が楽になった(^。^;)ホッ