ACE Kids Academy珠算部・週報ご紹介

★珠算教育部長・高島篤です。

岡村会長様 丸岡事業部長様、いつもお世話になります。

今年も残すところ2週間となりましたので、まずは3月から頑張って来た成果を生徒及びご父兄と確認しました。

新学期からこれまでに、本当に大きく上達したと思います。

その上で来年度の目標を話しました。

特に、小学5年生は、来年1年でひとまずの区切りとなりますので、まずは、目標の3級早期合格に向けての進め方を話しました。

例えば2時間連続のスタイルにして1回の習得レベルを上げるなどです。

ほとんどの生徒が今年1年、欠席することなく通ってくれました。

難しく感じて辛い時期もあったと思いますが、みんな逃げずに笑顔で通い続けてくれたことに感謝しております。

ご父兄の皆様と一緒に生徒の頑張りを褒めました。

今週から新入塾の年長男児が2時間連続で始めました。

お母様は落ち着きが無いので2時間連続は無理だと思われていたようですが、全く心配いりませんでした。

自分からどんどん問題を解いていって集中力の切れない2時間でした。

授業後、お母様と話しましたがびっくりされていました。

最後に、クリスマス・ウイークということで飴のつかみ取りをしましたが、大好評でした。各教場からも報告がありますが、あんなに喜んでもらえるとは思いませんでした。

これからも楽しい企画を考えていきたいと思います。

イ・ラーニング講座制作スタジオの設置工事は順調に進捗中

イ・ラーニング講座制作スタジオの設置工事

皆様のご清栄をお慶びいたします。

さて、当塾での表記の設置工事は順調に進み、お部屋の内装や照明設備などは大方が出来上がりました。

今後、カメラや通信機器類などの搬入や設置、それらのテスト運転などの作業が予定され、それにもう1週間近くは掛かるでしょう。

スタジオ設置の完成が待ち遠しいですが、このスタジオを使用して制作できるイ・ラーニング講座の用途は、下記のように多種類・多分野に亘るでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

(1)遠隔地に在住している、

(2)他のスポーツや学校行事、あるいは習い事などとの曜日や時間帯との重なり、
(3)家族による送り迎えの困難・・・

この様な多様な種類での通塾困難な事情や壁を乗り越えて、在宅のままで当塾の学習コンテンツをご利用いただける機会として提案できるばかりか、

(4)都心から遠隔地にあるが故に個別指導用向けの多数の講師の適宜の獲得や配置ができにくい教室向けに、(a)教室への通塾スタイル、(b)あるいは在宅スタイルで、イ・ラーニング講座を活用していただける機会ともなりうるでしょう。

しかも、上記の利用形態は、英数国理社の主要5教科についてのみならず、イ・ラーニング講座制作上の工夫次第では、音楽や美術、体育スポーツ分野、各種の技能・技術分野にも及び得て、極めて利用範囲が広いでしょう。

取り分け、当塾の早期知能開発志向ACE Kids Academy：珠算・習字・英会話講座では、これらの分野向けのイ・ラーニング講座の制作を大いに推進する予定です。

幼児や児童など向けの講座においては、通塾スタイル採用の場合、特にご家族の方による送迎や他の習い事などとの日程調整が必須のため、受講が困難な場合が多くなっています。

もちろん、イ・ラーニング講座が、通塾スタイルの良さをすべて賄いきれるわけではありませんが、講座制作上の内容の工夫や配信システムなどの改善などを絶えず行うことによって、利用価値を一歩一歩と高め続けることが可能となるでしょう。

以上、当塾&ACE Kids Academyスタッフの皆さまの努力と協力により、生徒やご家庭の皆様におけるイ・ラーニング講座の利用度が高まり、学習や教育のレベルや機会の向上に大いに寄与できることを強く願っています。

平成27年12月19日 土曜日
岡村寛三郎（岡村ゼミナール（株）　会長）
早期知能開発志向ACE Kids Academy：珠算・習字・英会話・速読講座

国を挙げての英語教育の是非や必要性についての疑念

　国を挙げての英語教育の是非や必要性についての疑念

　皆様のご清栄をお慶びいたします。

　さて、現在、文部省を中心としつつ、「高大接続」というテーマで大学入試の改革、それも英語での会話能力の向上がテーマで大きな話題になっています。

　この事が、一般世間での「英語・英会話学習熱や需要の高まり」への良いチャンス到来と見て、その動きに便乗する英会話スクールや学習塾なども少なくはありませんが、本当にそのようなチャンス到来と言えるでしょうか?

　というのは、学生・生徒たちの英会話能力が向上すれば、それだけで、真に我が国の国際化が達成され、経済力や技術研究能力の向上にもつながる効果があるのかどうかということについては、根本的な疑義ないしは明確な否定論が、下記の出版書籍を通して公にされているからです。

　この書籍では、著者の意見が、詳細にかつ多くの合理的な理由を挙げて述べられているため、有力な反論は実際にはなかなか難しいでしょう。

　今回は、取りあえずこの書籍の紹介に止めますが、後日、私の意見を含めた読書感想文を皆様にお伝えしたいと考えています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成27年12月16日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岡村ゼミナール(株)　会長　岡村寛三郎

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

　　　　　　　　　　　　　　　　　寺島隆吉著「英語で大学が亡びる時」（明石書店）

イ・ラーニング講座向け制作スタジオの工事開始

イ・ラーニング講座用・専用スタジオ造作工事の開始

　岡村ゼミナール&ACE Kids Academyでは、通塾できない遠隔地に在住の生徒達、スポーツ行事・他のお稽古事などと日程が重なり通塾できない、あるいは送り迎えのための家族の人手がない生徒たち向けに、通塾の代替手段として、イ・ラーニング講座を視聴しつつ、学習や各種の技能修得に取り組んでもらえるように、イ・ラーニング講座の制作専用のスタジオ建設に、今日から7人の作業担当者が取り掛かりました。

　今週の木曜日には出来上がる予定ですが、それを知った教材の取引先などから、早速、見学申込みが入っています。

　当塾でのイ・ラーニングの活用範囲は極めて広く、ACE Kids Academyの珠算講座やフランチャイズチェーン・システムでの利用も視野に入っていて、正に日本初の講座の配信開始が待たれます。

　では、皆さま、今後ともなにとぞよろしくお願いします。

平成27年12月14日 月曜日
岡村寛三郎（岡村ゼミナール(株)　会長）

学習塾の生き残り戦略例

　　学習塾の生き残り戦略
　≪とりわけ珠算塾の展開≫

(1)新規マーケット開拓第一弾＝本来の顧客対象生徒・児童へのマーケットの深堀や拡張策

(2)新規マーケット開拓第2弾＝企業向け・新卒入社（新社会人）対象の講座開発

　上記のように、マーケットを国内に絞っても、従来からのマーケットの川上や川下（低年齢児童や大学進学高校生向け）に努力対象を拡大・深堀してゆく作戦実行が第一である。

　第二は、大手・中規模企業の新卒入社・若手社員向けの能力向上研修事業に参入することである。
この第二の作戦は、最近の新卒入社社員において、取り分け理数系分野の知識や能力が不足していることが明らかであり、採用した企業もその点が大きな社員教育の課題になっています。

　ちなみに、英会話力は、多くの企業の外国マーケットへの進出に伴い必須になっているけれども、これは全社員において必要なわけではなく、一部の営業社員において求められる能力である。

　他方、モノづくりで成り立っている日本のほとんどの企業では、それに不可欠な理数系の能力の伸長が、全社員において英会話力以上に必須である。

　この点をしっかりと見極め、理数系能力養成の出発点になっている計算能力＝そろばん能力を新卒社会人にも修得してもらえるような研修講座・教材が真に強く求められている社会的需要に応える努力をしましょう。

　現に、私たち岡村ゼミナールの拠点としている播磨地域には、(a)直接にもの作り産業に深く関わる企業や、(b)その物造りに伴う種々の数値測定や環境数値の測定技術・技能を顧客向けの商品・サービスとしている分析・計測専門企業、及び(c)計算能力をベースにした人材で構成されている金融関係の企業も多く、これらの企業は、並べて理数系の有能な人材が不足している、新たな人材が手に入り難いという共通の課題を抱えています。

　この様な地域的社会的事情を見つめれば、学習塾が、広い範囲の年齢層向けに珠算能力伸長などを可能にするノウハウを開発し、それを通学スタイルの教室用講座とすると同時に、個々人の都合に応じて随時・手軽に視聴・利用できるインターネット講座として、世間に提供できれば、非常に歓迎されるであろうことが推測されます。

　ACE Kids Academyでは、以上を今後のマーケット対策、新規商品・サービスの開拓目標に置いて努力します。

　また、この活動は、その延長上に専門学校「そろばん理数教育アカデミー」創設と計算能力に優れた若手人材の供給源創設の動機にもなっています。

　皆様、今後ともなにとぞよろしくお願いします。

　平成27年12月14日 月曜日
　岡村寛三郎（岡村ゼミナール(株)　会長）
　早期知能開発志向ACE Kids Academy：珠算・習字・英会話・速読講座