イ・ラーニング講座向け制作スタジオの工事開始

イ・ラーニング講座用・専用スタジオ造作工事の開始

　岡村ゼミナール&ACE Kids Academyでは、通塾できない遠隔地に在住の生徒達、スポーツ行事・他のお稽古事などと日程が重なり通塾できない、あるいは送り迎えのための家族の人手がない生徒たち向けに、通塾の代替手段として、イ・ラーニング講座を視聴しつつ、学習や各種の技能修得に取り組んでもらえるように、イ・ラーニング講座の制作専用のスタジオ建設に、今日から7人の作業担当者が取り掛かりました。

　今週の木曜日には出来上がる予定ですが、それを知った教材の取引先などから、早速、見学申込みが入っています。

　当塾でのイ・ラーニングの活用範囲は極めて広く、ACE Kids Academyの珠算講座やフランチャイズチェーン・システムでの利用も視野に入っていて、正に日本初の講座の配信開始が待たれます。

　では、皆さま、今後ともなにとぞよろしくお願いします。

平成27年12月14日 月曜日
岡村寛三郎（岡村ゼミナール(株)　会長）

学習塾の生き残り戦略例

　　学習塾の生き残り戦略
　≪とりわけ珠算塾の展開≫

(1)新規マーケット開拓第一弾＝本来の顧客対象生徒・児童へのマーケットの深堀や拡張策

(2)新規マーケット開拓第2弾＝企業向け・新卒入社（新社会人）対象の講座開発

　上記のように、マーケットを国内に絞っても、従来からのマーケットの川上や川下（低年齢児童や大学進学高校生向け）に努力対象を拡大・深堀してゆく作戦実行が第一である。

　第二は、大手・中規模企業の新卒入社・若手社員向けの能力向上研修事業に参入することである。
この第二の作戦は、最近の新卒入社社員において、取り分け理数系分野の知識や能力が不足していることが明らかであり、採用した企業もその点が大きな社員教育の課題になっています。

　ちなみに、英会話力は、多くの企業の外国マーケットへの進出に伴い必須になっているけれども、これは全社員において必要なわけではなく、一部の営業社員において求められる能力である。

　他方、モノづくりで成り立っている日本のほとんどの企業では、それに不可欠な理数系の能力の伸長が、全社員において英会話力以上に必須である。

　この点をしっかりと見極め、理数系能力養成の出発点になっている計算能力＝そろばん能力を新卒社会人にも修得してもらえるような研修講座・教材が真に強く求められている社会的需要に応える努力をしましょう。

　現に、私たち岡村ゼミナールの拠点としている播磨地域には、(a)直接にもの作り産業に深く関わる企業や、(b)その物造りに伴う種々の数値測定や環境数値の測定技術・技能を顧客向けの商品・サービスとしている分析・計測専門企業、及び(c)計算能力をベースにした人材で構成されている金融関係の企業も多く、これらの企業は、並べて理数系の有能な人材が不足している、新たな人材が手に入り難いという共通の課題を抱えています。

　この様な地域的社会的事情を見つめれば、学習塾が、広い範囲の年齢層向けに珠算能力伸長などを可能にするノウハウを開発し、それを通学スタイルの教室用講座とすると同時に、個々人の都合に応じて随時・手軽に視聴・利用できるインターネット講座として、世間に提供できれば、非常に歓迎されるであろうことが推測されます。

　ACE Kids Academyでは、以上を今後のマーケット対策、新規商品・サービスの開拓目標に置いて努力します。

　また、この活動は、その延長上に専門学校「そろばん理数教育アカデミー」創設と計算能力に優れた若手人材の供給源創設の動機にもなっています。

　皆様、今後ともなにとぞよろしくお願いします。

　平成27年12月14日 月曜日
　岡村寛三郎（岡村ゼミナール(株)　会長）
　早期知能開発志向ACE Kids Academy：珠算・習字・英会話・速読講座