動画配信ビジネスの急成長

動画配信ビジネスの急成長（日経新聞2月9・10日参照）

スマートフォンを片手に番組を楽しむ姿が、電車内や街角、家の中でも見慣れた光景になっている。

インターネットを使った動画配信サービスが急速に普及し、映画やドラマの定額見放題に、テレビ番組並みの生放送などもあって、視聴者の選択肢も広がっている。

疾走する新サービスが、コンテンツ提供を通して企業や個人にも新たなビジネスチャンスをもたらしつつある。

しかも、この商機は、動画配信会社やコンテンツ制作会社などの企業だけではなく、「ユーチューブ」を視聴する「ユーチューバー」にも訪れている。

好奇心などをくすぐる自作の映像を「ユーチューブ」などの動画サイトに投稿し、ファンを獲得している人たちのことだ。

動画配信の普及につれ、その人気動画に短い広告を張り付ける販促手法が注目され、この広告市場は2020年には2015年の4倍の2千億円を超える見込みだと言われている。

そこで、人気のある動画を投稿しているユーチューバーと商品紹介などの動画を作ってほしい企業とを結びつけるマネジメント会社では、「誰もが活躍できる時代が始まった。」と話している。

なぜなら、一般のユーチューバーは、芸能人やスター選手などよりも、身近な存在で消費者の共感を得やすいと言われているからだ。

テレビとは違って手軽に視聴できる機会とスタイルを提案し、ユーチューバーという職業さえをも生み出しつつある動画配信の世界は、コンテンツ内容や広告分野でのアイデアを競い生かすことで新たな経済圏をも生み出そうとしている。

★上記の新たな動きに一致するかのように、eラーニング講座の開設や配信に関するビジネスも、インターネットやスマートフォン利用の普及と共に大きく伸びています。

岡村ゼミナールやACE Kids Academyが、動画撮影用のスタジオ開設をした第一の目的は、時間や距離、あるいは学校行事その他の事情によって、通塾できな、或いは通塾しにくい事情のある子どもたち・生徒たち向けに、在宅中の自由時間内での学習機会を提供するというものでした。

しかし、通塾できている子供たちや生徒たちにおいて、その学習の理解や記憶を促進する有力な補強手段として動画コンテンツを視聴してもらうという利用の仕方も極めて重要ですし、世間一般のご家庭の保護者の方々にも、当塾やACE Kids Academyの理念や教育指導の特徴などを、より手軽に、かつ迅速にご理解いただき、支持していただくためにも、この動画配信は極めて有効な広報手段として注目されています。

平成28年2月10日 水曜日
岡村寛三郎（岡村ゼミナール(株)　会長）
早期知能開発志向ACE Kids Academy：珠算・習字・英会話・速読講座