宇治の平等院・鳳凰堂と琵琶湖へのツアー
皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、私どもは、このゴールデン・ウイークの中3日は、琵琶湖周辺の観光地を二泊三日で訪問し楽しみました。
先ず、初日は京都府宇治市の世界遺産・平等院鳳凰堂を訪問しました。
貨幣や紙幣の図柄に採用されていて、日々目にする機会も多い鳳凰堂やその屋根で君臨する一対の鳳凰ですが、実際にこの目で直接見るのは初めてで、感激もひとしおでした。
京都中心部からは、少し南にそれるエリアにあるため、73歳になって初めて長年の夢をかなえて、現地に足を踏み入れました。
鳳凰堂やその前庭に位置するお池を含めた全体的な構図のバランスの見事さは、約1000年も前に構想され、建設されたことが、全く不思議に思われるほどに素晴らしい出来栄えだと思われました。
屋根の両方の先端で輝く一対の金の鳳凰も、その立ち姿の凛々しいのに感動を覚えました。
鳳凰堂内に飾られている宝物の重要な一部が、立派な宝物殿内に展示されていて、その仏像や天女たちの崇高でかつ優雅な姿に接し、ここが正に、日本文化のレベルの高さと奥の深さ・粋とを象徴する「極楽」世界だと、つくづく感じました。
次いで初日のお宿は、彦根城に僅かに2キロメートル余りと近い料理旅館「やす井」でした。
この旅館は、明治の初めに料理屋として開業し、その後は9室だけの宿泊用のお部屋を造営して、今では営業歴150年に及ぶというこの旅館の名物は、「料理」旅館という名に恥じない、夕食も朝食も、共に極めて手の込んだ季節感あふれる極めつけの日本料理でのおもてなしでした。
さて、二日目は、彦根城を見学し、琵琶湖の東側の沿岸を遡上し、琵琶湖最北端部分の長浜まで行きました。
湖の青さと空の青さ、そして山の緑の調和がひときわ優美な湖岸に、ハワイのワイキキ浜辺のリゾート・ホテルを思わせるようなロテル・デュ・ラクという名の洋風で瀟洒な建物のホテルがあります。
そこには、プールやテニスコートがある他に、サルの親子たちの遊んでいる風景も見れる広い芝生の敷地の山すそには、設備が行き届いたロッジも幾つか並んでいて、キャンピング風の素敵な一夜を過ごしました。
また、フランス料理の粋を集めた内容豊かなメニューの夕食には、一皿一皿のお料理に合うワインが添えられていて、ワインの多くの種類を一度で楽しめた食事は、これも初体験でした。
他方、朝食は、まるで昼食か夕食かと思わせるほどに種類やボリュームも多く、食べ放題の満腹料理でした。
以上、まるで極楽での楽しい生活をも思わせるような周囲の自然の美しさと、同行の家族の親切な気配りとに恵まれて、幸せなゴールデン・ウイークのツアーでした。
ちなみに、昨年5月の1年の中でもやはり気候が最良の時期に、東京在住の友人夫婦二組とともに、吉野熊野をのんびりと尋ね歩き、その時に見て、感じた幸せ感を思い出し、自然と人との協調、あるいは自然美と歴史・文化とが織りなす豊かさに厚く感謝する次第です。
では、最後になりましたが、皆様の益々のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、拙い旅行記とさせていただきます。
平成30年5月4日 金曜日
岡村寛三郎
皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、私どもは、このゴールデン・ウイークの中3日は、琵琶湖周辺の観光地を二泊三日で訪問し楽しみました。
先ず、初日は京都府宇治市の世界遺産・平等院鳳凰堂を訪問しました。
貨幣や紙幣の図柄に採用されていて、日々目にする機会も多い鳳凰堂やその屋根で君臨する一対の鳳凰ですが、実際にこの目で直接見るのは初めてで、感激もひとしおでした。
京都中心部からは、少し南にそれるエリアにあるため、73歳になって初めて長年の夢をかなえて、現地に足を踏み入れました。
鳳凰堂やその前庭に位置するお池を含めた全体的な構図のバランスの見事さは、約1000年も前に構想され、建設されたことが、全く不思議に思われるほどに素晴らしい出来栄えだと思われました。
屋根の両方の先端で輝く一対の金の鳳凰も、その立ち姿の凛々しいのに感動を覚えました。
鳳凰堂内に飾られている宝物の重要な一部が、立派な宝物殿内に展示されていて、その仏像や天女たちの崇高でかつ優雅な姿に接し、ここが正に、日本文化のレベルの高さと奥の深さ・粋とを象徴する「極楽」世界だと、つくづく感じました。
次いで初日のお宿は、彦根城に僅かに2キロメートル余りと近い料理旅館「やす井」でした。
この旅館は、明治の初めに料理屋として開業し、その後は9室だけの宿泊用のお部屋を造営して、今では営業歴150年に及ぶというこの旅館の名物は、「料理」旅館という名に恥じない、夕食も朝食も、共に極めて手の込んだ季節感あふれる極めつけの日本料理でのおもてなしでした。
さて、二日目は、彦根城を見学し、琵琶湖の東側の沿岸を遡上し、琵琶湖最北端部分の長浜まで行きました。
湖の青さと空の青さ、そして山の緑の調和がひときわ優美な湖岸に、ハワイのワイキキ浜辺のリゾート・ホテルを思わせるようなロテル・デュ・ラクという名の洋風で瀟洒な建物のホテルがあります。
そこには、プールやテニスコートがある他に、サルの親子たちの遊んでいる風景も見れる広い芝生の敷地の山すそには、設備が行き届いたロッジも幾つか並んでいて、キャンピング風の素敵な一夜を過ごしました。
また、フランス料理の粋を集めた内容豊かなメニューの夕食には、一皿一皿のお料理に合うワインが添えられていて、ワインの多くの種類を一度で楽しめた食事は、これも初体験でした。
他方、朝食は、まるで昼食か夕食かと思わせるほどに種類やボリュームも多く、食べ放題の満腹料理でした。
以上、まるで極楽での楽しい生活をも思わせるような周囲の自然の美しさと、同行の家族の親切な気配りとに恵まれて、幸せなゴールデン・ウイークのツアーでした。
ちなみに、昨年5月の1年の中でもやはり気候が最良の時期に、東京在住の友人夫婦二組とともに、吉野熊野をのんびりと尋ね歩き、その時に見て、感じた幸せ感を思い出し、自然と人との協調、あるいは自然美と歴史・文化とが織りなす豊かさに厚く感謝する次第です。
では、最後になりましたが、皆様の益々のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、拙い旅行記とさせていただきます。
平成30年5月4日 金曜日
岡村寛三郎