Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

近況に応じ、❶教室生授業と❷動画配信との二者からの選択へ

2020年03月26日 | 日記
近況ご報告

いつもお世話になっております。

さて、国内外での新型コロナウイルス感染災難が、庶民の想像を絶して、一日一日悪化・拡大中につき、世間の人々の気持ちも、世間全般の社会生活も経済情勢も共に大きく揺らいできています。

そんな厳しい現実の中で、子弟向けの教育の重要性については、我が国の歴史におけるおよそ500年前の室町時代・戦国時代の「寺院教育」ないしは「寺子屋教育」を思い起こさざるを得ません。

 大人たちが領国・支配地域を拡張するために、次から次へと隣接領域との間で戦争を起こし、日本国中において、ひと時も休む間も無かった程に、様々な地域で様々な規模の戦争が繰り返されていた頃(戦国時代)でも、各地の人々は、次の時代での旗手や担い手を育成することの重要性に気づき、古来、知識階級だった僧侶たちが運営する寺院を中心に「読み・書き・そろばん」の子弟教育が次第に広がってきたという歴史的事実です。

 即ち、「国破れて山河あり」という言葉は、「国乱れて子弟教育あり」に置き換えることも可能になります。
 国と国、人と人、文化と文化との間での交流が増々盛んになっていたつい最近までは、我が国も、多数の国々から大勢の青年・学生さんたちを、留学生や技能実習生としてお迎えし、国際交流の深化が当たり前になっていました。

 それが突然に現れた新型コロナウイルス感染騒動で、国と国、人と人との間での交流が遮断され、国家同士が互いに巣ごもり状態となり、「鎖国時代」に突入したかのような状況が現実味を帯び始めています。

 しかし、無線技術が発達している今では、電話・テレビやインターネット交流などは、増々重要性を帯びてきて、盛んに活用される状態になってきています。

 そこで、このいわゆるIT技術を最大限に活用して、国内においてはもちろんの事ながら、国際的にも人と人、そして学問や文化・芸術同士の交換や交流が大いに促進され、外形的な鎖国時代の不便さを、かなりの程度にまで緩和できるでしょう。

 ところで、我が国では、かつての戦国時代での寺子屋教育は、約50年前の昭和時代の中頃から、「学習塾」教育という形に変わって大きく発展してきました。

 そこで、この学習塾においても、あるいは社会人向けの種々の職業・資格取得教育においても同様に、

❶教室内における生徒と教師の間での直接・対面式授業の採用のみならず、

❷IT技術を駆使して、生徒と教師の間での双方向での交流をも可能にしての遠隔地・在宅学習方式をも同時に採用し、学習者たちの様々な状況に照らして、学習者自身がより適切な手法を選択・活用することができ、かつ

❸各自の意欲や能力に応じた個別の学びを深化させることができるという「究極の学びのスタイル」を実現していくことが、充分に可能と考えられます。

 皆様のご理解とご支援を何卒宜しくお願い致します。

令和2年3月26日 木曜日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎



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