goo blog サービス終了のお知らせ 

雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

細い弦

2008年04月24日 21時12分35秒 | Music
昨日仕事でヘビーメタル系の曲を書いて、弾いたんだけど。
最近0.11~0.13くらいの弦のギターしか弾いてなかったらか0.95のPRSを久しぶりに弾いたら上手く弾けなかったのよね。
基本的は普段エコノミーピッキングだから、急に細い弦でオルタネート・ピッキングに切り替えても弦も付いてこないし、右手がオルタネートにならへんねん。
ピックも普段使ってる厚さが2mmなので、少し薄いのにするんだけど、そうするとさらにペラペラで、あかんわ。
全然、付いて来てくれへん。
というかタイミングがすぐにはあわん。
こういうのスタジオ・ミュージシャンだとすぐに切り替えられるんだけどね、、、

しばらく弾いてるとだんだん慣れてくるんだけど、こんどはアームにささっと手がいかんのよ。
もう迷わずパンチイン&パンチインやで。

で、ProTools上のオーディオトラックがあまりに細切れになってると、スタジオに持って行った時に恥ずかしいから”統合”コマンドできれいにまとめてしまうんや(笑)。

そうしないと、エンジニア連中がたとえ口ださんでも「けっ、おっちゃん弾けてないやん、、、」と絶対ゼッタイ思うんよね。
あ~”統合”コマンドがあってほんとに良かった。

無理な恋愛

2008年04月02日 04時33分49秒 | Music
4月8日(火)夜10時からの「無理な恋愛」の劇伴音楽を半分担当し~ました。
堺正章さんの歌う主題歌がなかなか良いです。
やっぱり独特の歌のうまさがありんす。

キャストも名人が揃ってますから必ずチェキ!


極細

2008年02月19日 01時35分11秒 | Music
う~つい目に入って、つい買ってしまった。
だいたい僕は文房具バカで、世界中どこの街に行っても、とりあえず”文房具”なんですわ。

それも安い”文房具”に目がないんですわ。

昔、韓国製の五線紙ノートをお土産にもらった時はそれはそれは嬉しかったのであります(笑)。

で、今日はこのMONOの極細消しゴムを買ってしまった。
譜面の出力はソフトなんだけど、メロディーを書いたりコンデンス・アレンジの段階までは割と手書きの方が速かったりするのでいまでもエンピツ(というかここ最近は100パーセントシャーペン)は使うのね。

しかし、書く字が汚い人は譜面もきたないので、拙者も当然汚いんですよ、譜面。
で、サックスの5wayなんか書き間違えてフツーの消しゴムでうっかり消すとオタマジャクシを3つくらい消してしまうんですよ、ヘッヘッヘッ。
というわけで、消しゴムは”カド”が命なんでさ~。

過去にも”カド消し”的なケシゴムはあったし、文房具バカ一代の拙者は早速ためしたけど、五線紙にはやっぱり向かなかったのね。

で、今日見つけた”極細”は芯が2.3ミリ仕様でシャーペンのようにノックすると出てくるの。
これ、使えると思わない??

そうそう、実はまだパッケージから出してないのよね、文房具バカだから。

パンディエロ、2個目を手に入れるまで(2)

2008年02月10日 01時52分40秒 | Music
気を取り直して、別の店に行く。
リットー・ミュージック社刊、「パーカッション・マガジン」のブラジル特集にあった、ishikenのパンディエロが置いてある、国立のコンガボンゴに行く事にした。

ishikenさんの手作りのパンディエロは軽いらしいのだが、実際に確かめなあかんので現地にゴーや。

さて数年ブリ(っていうか国立の駅前歩いたのは20年くらい前かも)の国立。
お店の場所もすぐに分かってさっそく店内に。

店内はそれほど広いわけではないけど、そこに大量の楽器が置いてあってそれだけでもココロが踊る!

先日と同様に、軽いパンディエロを探している旨を伝える。
と店長さんが自ら、叩きながら重さとジングル(これ、プラチネーラっていうの。所謂”シャカシャカ鳴るところ)の音色の違い、ヘッドの材質の違いを素人にも分かりやすく説明してくれた。

それでやはりishikenさんのパンディエロの重量は軽いし、さらにジングルの音色が絶妙に良いのね!
同じメーカーの、同じパンディエロでもこのジングルの音色ってひとつひとつ微妙に違うのね。
オレ・レベルだとあれこれ叩いてるうちにどれが自分で好きなのかもわけワカンナくなってくる、、、

ま、今回ファースト・プライオリティーは重量だったんで、そんなに迷わなくてすんだけど(笑)。
で、ロールの事を聞いても、もちろん丁寧に説明してくれた。
おまけに左手指でするミュートの事も教えてもらったがかなり助かった!
左手でパンディエロを持つんだけど、楽器の下にくる中指でミュートされると映像だと良くわからなくなってくんだよね。
それで割とコンテンポラリーなスタイルだと、ヘッド側の親指でするんだって。
オレは両方でやってんのかと思って混乱してたんだけど、だいたいどっちっか(裏か表)でミュートしてるらしい。

他にも初めてみる弦楽器があって面白かった。
ヨメが店長になにやら値段を聞いてるので、シェイカーでも買うのかと思ったらニットのかわいい小物入れを買っていた。
ま、店長との会話ですっかり上機嫌になっていたので、ゆるす。

初代パンディエロは、マルコス・スザーノのサインをまねしてヘッドに書いて、福島君に売ろう(笑)。

みなさまも、パンディエロ(だけじゃなくパーカッション全般)を買うなら、コンガボンゴ、お勧めです。



パンディエロ、2個目を手に入れるまで(1)

2008年02月08日 01時50分13秒 | Music
う~2個目のパンディエロを探す事にした。
最初のは練習し始めて分かったんだけど、オレのような体力&筋力なしには重かったのよね、、、、

さらに、ロールがなかなか出来ないのも、「このパンディエロのせいじゃないか??」なんて一旦考え始めると止まらなくなったりして、、、(もちろん、そんな事はなくて今では初代パンディエロでも、できます)。

そんで、毎日レコーディングが続いていたので、割と近場に専門店がないかなと思ってたら、新宿区に1軒、あったのね。
そんで、「みやこの西北早稲田のとなり~バカダ~バカダ、バカダ、バカダ(なんて、この歌みんな知らないか)」なんて歌が聞こえてきそうな通りを過ぎて目的地に到着。

僕「軽いパンディエロありますか?」
店「軽きゃあ~いいの?」
僕「ん、え~ま~軽い方が、、、パンディエロだけ専門でやってるわけでもないんで、、、」
店「(1キロまで量れるハカリを持ってきて)はい、量ってみて!」
僕「は~、、、はいはい。」

そんで取りあえず目の前にあったヤツを量りにのせたら”ビヨヨ~ン”って、ハリが一周して振り切れてるんですけど(涙)。
なんだかな~。

で、いくつか量ったけど、500グラムを切るものはないのかな、、、なんて思いつつその中でも軽いのを一個めっけて。
僕「ロールしやすいヘッドってあるんですか?」
店「ロールって低級なワザだからね。」(ワシの頭の中で、この”低級”にディレイがかかる)
僕「え?低級なんです、、、か?」
店「だいたい、ロール連発するやつは”雇われパーカッショニストでしょ。」

”雇われ”の何が悪いんじゃ?
ま、拙者、ブラジルの音楽業界の事は素人でまるでわからんが、少なくても日本に置いてはパーカショニストは”雇われている”場合が圧倒的に多いと思うけど。

さらにワシのようなCM音楽を書いてる作曲家はしょっちゅう”雇われて”生計立ててるんでわ、悪いけど。

ま、ええわ。
出直す、というか、もう来んわ。
ロールしたさにパンディエロ叩いてるヤツもこの広い世界にはおんねんて。
そんな、人や音楽を型にハメテ見るよなやつには世話にならんわ。

というわけで、この日は収穫なし。

次回のライブ

2008年02月02日 21時02分28秒 | Music
直近の書き込みにも関わらず、ライブに来てくれたみなさまどうもありがとうございました!

もう1回、Spiroのライブでベース弾きます。
え~これはですね、クビになり次第終了になるのでいつまでワタクシが弾かせてもらえるかは、全くわかりません。

一昨日、足下に譜面を置きましたが、現在僕の目は乱視が入ってるのでもっとデカイフォントでコードを書かないと読めないということが判明。

え~そんで次回は2月26日、下北沢ガレージです。
何番目にでるかはまだわかりません。

また追って書くのね。

ルーファス&スザンヌ

2008年01月26日 12時26分09秒 | Music
23&24と連チャンで国際フォーラムCホールに通う。

23日は初めてみるルーファス・ウェインライト。10年ぶりなんだって。
前回クワトロでやった時は行かなかった(そ~んなに好きじゃなかったんだと思う)。8人のメンバーによるCDとほぼ同様なアレンジの再現は聞いていて非常に気持ちがよかった。

当日、受付を通る直前までチケットを確認してなかったのでテッキリ1階席かと思ってたら実は3階席だったのね(笑)。
それでも同Aホールよりも全然良かったけどね。

もちろん僕にとっても凄く良かったんだけど、帰りの飲み会で内藤熱氏が「いや~今まで観たライブで一番良かった!!いや、ほんとに良かったね~!」と何度も、ナンドモ語るので、すっかり僕にとっても過去観たライブで一番良かったような印象になってしまった。

それでみんなと(別に待ち合わせたわけじゃないんだけど、コンサート会場は知り合い大集合になってたの)別れた後「な~んだ名古屋も行けば良かったな、、、」などと思うほどになってしまった。

ちなみに1部で彼が言っていた内容でどうしても分からない事があるので、実際にライブに足を運んだ方の中で英語の聞き取りに長けてる方は是非書き込みして下さい。

その内容は「昨日、ブッシュが経済対策を打ち出したんだけど、、、、、僕だったらクレジットカードの、、、、、(ときて最後に)”Black People"なんちゃら」という話。

周りの外国人には受けてたんだけど、なにが面白いのか全然わからんかった。

そんで次の日、スザンヌ・ヴェガ。
やはり10年前にクワトロでベースと二人で来て、それを観たっきりだったのです。
スザンヌの東部の英語の方がやっぱり聞き取りやすかった。
前日のルーファスはちょっとオネエ英語だったんで、聞き取り難かったの。

こちらもシンガーソングライター然として、とても良い雰囲気のライブだった。
新曲もライブで聞いた方が良かったな。

しかし、国際フォーラムCは音が良いのね。
クラシックのコンサートを聞きに行った事はあったんだけど、ロック系のコンサートでは初めて行ったの、です。
Aホールを設計した人と同じ人なのかな????

Aはハッキリ言って都内で一番サイアクな音響のホールだと思う。
でもCは良いね、、、、、



あけまして

2008年01月01日 05時35分11秒 | Music
今年もよろしくお願いします。
業界的にIntel元年になるのではと思うけど(アーティストが自分で使ってるdesktop Macがね)、どうかな、、、、
僕だけかな、、、

今年目指すはブラジル上陸なんだけど、果たして、、、!?

monsolo弦楽五重奏団

2007年12月24日 03時04分38秒 | Music
上野の文化会館小ホールにて。
当初フランスのコンソバトワールの学生で構成された、クインテット。
いわゆる弦カルにコンバスが入った編成ね。
録音物だとコンバスなしでも十分バランスがとれると思うけど、特にライブだとこういうコンバスが入った編成はとてもコンテンポラリー向きだよね。

普段、ポップスしか聞かない人にも耳なじみがいいと思うし。
クラシックの生演奏ってロックのコンサートしか行った事がない人には音量がとても小さく感じられると思うんだけど、そういう人たちにもアピールしやすいんじゃないかなと、そういう意味。

コンバス奏者のレミー君の音楽性、テクニックともに非常に高いと思いました(すいません、クラシック専門じゃないんでエラソーな事は言えないんだけど)。

曲はモーツアルトからアンコールで演奏したピアソラまで多彩なレパートリーを持っている。
ドヴォルザークの弦楽五重奏曲がとても良かった。
ブリテンの曲もすごく良かったな、、、

このホールは初めていったんだけど、とても良いのね。
雰囲気もデザインも鳴りも。
ここの鳴り結構好きかも(笑)。



Ron Affif Trio

2007年12月22日 05時54分36秒 | Music
全然知らないギタリストなんだけど、Ron Affifのライブがウォーターラインという場所であって、船の上と聞いて行ったけど、全く揺れなかったので、ほんとに船上かな??

NYでは主にジンク・バー等で演奏しているらしい。
安定性抜群で聞いていて非常に気持ちよいのでした。
youtubeにいくつか映像が載っているので、割とトラディショナルなスタイルが好きな人は要チェキ。
古くさくはないよ!

使ってるギターはバスカリーノでした。