Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ウエスタンカーニバル

2009-12-29 08:16:57 | 新音律
風邪気味なので日曜日はぼーっとテレビを見た.

昼はシャープスアンドフラッツの解散コンサート.原信夫さん82歳とのこと.
むかしむかしの学生時代,#&bとN響との共演というのを見に行った.20人くらいのジャズバンドが100人くらいのオーケストラを圧倒するのを目の当たりにして,ジャズに帰依してしまったのだ.

夜は日劇ウエスタンカーニバルの回顧番組.今年11月20日に東京・渋谷で開かれた復活公演(スポーツ報知60周年特別協賛)でのライブ映像を軸に,平尾昌晃・ミッキーカーチス・山下敬二郎の3人男のトークなど.

3人男では平尾が余裕で鷹揚にかまえていた.後の二人は不良の話しっぷりが抜けないようだ.
それぞれ,かっての持ち歌を年相応にアレンジしていたか,グラスハープ入のミッキーカーチスの「恋の片道切符」がよかった.山下敬二郎は唄よりしゃべり,今になって柳家金語楼の息子という自覚が生じたらしい.

第1回のウエスタンカーニバルは1958年で,そのときは東京ラブシックブルースに登場するような純正ウエスタンもあったが,次第にロカビリー大会となり,最後はグループサウンズから,ポップスなら何でもあり大会へと変化していった.
この番組で (ついでに#&bも含めて) 歌われた歌詞をほとんど覚えているのに気がついた.こうして覚えた英語は国際学会発表向きではなかった.

写真は日劇最後の公演時の新聞写真.日劇の舞台を見たことはない.しかし日劇の地下には小さな怪しい店がごちゃごちゃとたくさんある闇市状態で,そのひとつで初めて,東京ではここだけという明石焼を食べた.
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