竹原市重要文化財.1913 年,塩田の一角を埋め立てて築かれたという.
むかし訪れたときは床がぶかぶかした箇所もあったが (濡れ縁は今も外に向かって傾斜していて歩くと感覚が狂いそう),たぶん昨年ニッポニア・ホテルのフロント兼カフェとして整備され,母屋の大部分が入場料 300 円で解放されている.
厠は昭和の住宅クラスで,ちょっとお粗末.
十畳間をいくつかぶち抜いた空間で,庭園を見ながらのコーヒー 600 円はいい感じ.アルコールもある.
玄関で脱いだ靴を袋にいれて持っていけば,庭園を歩くことができる.でも台所見学用のように,サンダルを並べてくれた方が親切.
ここはホテルのフロントだそうで,宿泊所もレストランも川向こうの竹原旧市街に分散している.こういう不便を面白がるヒト向き,かつ 金持ち向き.ネット予約ページ「高枕」によれば,1泊2食・2名1室 ひとり 33,880 円より,だそうだ.
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