Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

やっと出版

2007-09-21 05:57:28 | 新音律
このたび,講談社ブルーバックスより
「音律と音階の科学」
と題する本を出版致しました.なぜいまあいつが音楽の本を? とお思いでしょうが,ここ数年はけっこうこのテーマに入れ込んでおります.とはいうもののわたしの興味の中心は,全8章のうちの第4,5,8章,周波数解析がからんだあたりで,この部分はおもしろいかと思います.

この本を読んでも音楽は上手になりません.ウンチクは増えます.

カバーイラストは,あしたのんきサン
http://www.k2.dion.ne.jp/~a_nonki/
にお願いしたものです.

一冊進呈したいのは山々ですが,頼りない年金に頼る現在ですので,ご興味をお持ちでしたら一冊お買いあげ下さい.
税込み903円で,Amazonなどでお取り寄せも可能です.
コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 遅ればせながら 図書館戦争 | トップ | 北海道大学 »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
祝:出版 (kosuzume)
2007-09-21 12:50:27
ました。
おめでとうございます

本職の物を含めると、何冊目の著作ですか?
ただ感歎しかありません。

次は、ミステリーも期待したいです。
返信する
おめでとうございます (KYOUSEI)
2007-09-21 16:04:48
すぐに買います!表紙がマッドサイエンティスト風でナイスですね(笑)すっごく興味深いです。わからないところがあったら色々とご教授いただければ幸いです。
返信する
Re kosuzumeさま (16トン)
2007-09-22 07:11:41
あとは教科書みたいなもので,本職の著作といえるかどうか...

ところで,いま札幌におります.きのうは30度を越えました.この季節では初めてらしい.でも広島から来ると涼しく感じます.
返信する
Re KYOSEIさま (16トン)
2007-09-22 07:16:40
イラストレータさんも,マッドサイエンティスト風にすると言ってました.

残念ながら,書店では無粋な帯でイラストが隠れています.
返信する
初めまして! (三村奈々恵)
2007-10-04 18:20:28
私のBlogにコメント、ありがとうございました。素晴らしい本ですね。まだ全部は読めていませんが、本当に興味深く読ませて頂いております。自分のラジオ番組でも宣伝させて頂きます!
JVA(日本ヴァイブ協会)繋がりだったのですね、、、
ーーーーーーーーーー
「聴き手に地位財産があるときは楽器の両端をふたりで持つ」と本に書いてしまいましたが,やはり国賓の前の演奏風景だったのですね.
ーーーーーーーーーー

これに関しては真実が分からず、、、私は現地で説明を
受けた時、このような話は聞いた事がないです。
写真にあるようなスタンドがないマリンバの場合は、
弓形の長い木を腰にかけられるようになっていて、自分の
身体にマリンバを引っ掛けて演奏するスタイルも見たことがあります。どれが本当なんでしょうね???気になる所であります。
返信する
はじめまして!! (16トン)
2007-10-05 07:01:25
三村さま

レスありがとうございます.
そのうちコンサートにうかがいます.

皆様へ
この本の169ページにグァテマラでマリンバが演奏されている写真があり,三村奈々恵さん撮影になるものです.おもしろい写真なので書店での立ち読みではなく立ち見をおすすめします.
三村さんのブログもあわせてお読み下さい.
返信する
拝読しました (かねたん)
2007-10-11 00:52:51
興味深く読ませていただきました。

ところで、P.163の図64のC自然短音階とCドリアンの音符が入れ替わっているようなのですが…

Cドリアン:C D E-Flat F G A B-Flat C
C自然短音階:C D E-Flat G A-Flat B-Flat C

が正しいと思うのですが。

返信する
ご指摘ありがとうございます (16トン)
2007-10-11 20:41:01
ご購読の上,ご指摘ありがとうございます.
おっしゃるとおりです.
もし,つぎの改版があれば訂正させていただきます.本文までちがっていますね.
ああ恥ずかしい
返信する
待望のの本です (TOMIHIROF)
2007-10-29 12:03:26
新聞の広告を見て即買いました。私の少年時代音楽は中学1年生まで。その教科書を防空壕の中で繰返し眺めていた頃からずっと頭から離れなかったテーマでした。豊富な知識を整然と記述された貴重な本で読むのが楽しみです。有難うございます。
ところで、音楽とは関係ありませんが50年程前に気が付いたことがあります。日本工業規格JIS Z 8601 標準数というのがあります。これは大きさの系列などを決めるとき、よく10飛びから20飛びなど適当に決めますが、これを等比級数で決めたら合理的でムダが減るのではないかというので設定されたものです。この公比は10の40分の1乗でこれを半端を丸めて 1.06 1.12 などとします。この公比実は平均率の2の12分の1乗と1.059まで同じなのです。この数列で楽器を作っても平均率との差は分らないと思いますよ。
返信する
TOMIHIROFさま (16トン)
2007-10-29 18:53:49
はじめまして!
ご購読いただきありがとうございます!
正誤表が
http://www25.tok2.com/home2/atsushi1007ogata/corrections.pdf
にありますので,こちらもご覧いただきたく存じます(間違いがたくさんで申し訳ありません).

浅学にして標準数については初めて知りました.
これですとオクターブが2倍のところが,1.99526倍になるだけですね.
返信する

コメントを投稿

新音律」カテゴリの最新記事