Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

広島大学病院 YHRPミュージアム

2018-11-17 09:35:32 | お絵かき
広島大学のHPより

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「YHRPミュージアム」は、全国でも珍しい大学病院内の美術館で、収集家から約1,300点の作品を譲り受けた、本学元学長の原田康夫先生が、建設し、作品とともに、本院へ寄贈されました。
ミュージアムは、鉄骨2階建て直径13メートルの白い円形の外観で、ニューヨークにあるグッゲンハイム美術館を思わせる、螺旋回廊を歩きながら作品を鑑賞でき、2階の回廊には患者さんのリハビリになるよう、ゆるい傾斜をつけています。
館内には、ポーランドの芸術家、レシェック・ノヴォシェルスキの陶板画「ノーモアヒロシマ」のほか収蔵するヨーロッパ絵画等の作品のうちから、約50点を展示し、定期的に展示替えを行います。
「YHRPミュージアム」のYHRPには、Y=やすらぎ、H=平和、R=リハビリ、P=ポーランドの意味が込められています。
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ミュージアムは何処?と尋ねたら,病院の受付嬢が職場を放棄して玄関先まで出てきて「あれですよ」と指差してくださった.
上述の「螺旋回廊を歩きながら作品を鑑賞でき」という表現は誇大.

パンフレットに「宮内(邦雄)コレクション」「永田(成治)コレクション」の短い紹介があった.現在の展示はこの二つのコレクションから選ばれたものらしい.しかし何点かのレシェックの陶版画は常設かな? 「ノーモア・ヒロシマ」は 2m x 3.5m の大作で,「ゲルニカ」を連想させる.

浅学にして知らない画家の作品がほとんどだが,内容は充実.
1.8m平方の染色「猫」は,我が家のお宝「ちいさなさかな」と全く同じ色調なので一目で作家がわかった.識っていた作家はこの山下了是だけ.

受付でいただいた豪華パンフレットを帰宅して眺めたら,違和感大.色調が異なるのは仕方がないこととしても,作品の縦横比が変わっているものがあるのだ.例えば上述の「猫」は横長に写っている.「ピアノの前の少女」「生活壁面」などは縦長の作品だったように思う.
おおらかなものだ.

写真撮影 OK とのことだったので,その「猫」をほぼ正しい比率で.左のほうが暗く写っているのは脳内で補正してください.


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