Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

写真で読む山の名著

2024-01-12 09:34:13 | 読書
萩原 浩司「ヤマケイ文庫 50 選 写真で読む山の名著」山と渓谷社 (ヤマケイ文庫 萩原編集長の山塾 2019/1).

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NHKのテレビ番組「実践! にっぽん百名山」の解説者を5年にわたってつとめた萩原編集長が、ヤマケイ文庫に収録された山の本の中から印象に残る一節と、文章に関連した写真とともに紹介する。

その文章が書かれた背景などを詳細に解説し、なにげなく読み飛ばされてしまっていた文章の背景に潜むドラマや、著者の心情をより深く理解するための周辺情報など、編集長ならではの視点で解説した「山の名著」の紹介本。

著者みずからが撮影した松濤明の手帳(『風雪のビヴァーク』の原典)の写真など、山の名著を目で見て楽しめる!
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山の本はそれなりのジャンルを作っていて,丸善・紀伊國屋級の大型店にはコーナーもある.トップ画像の目次の 17 冊については,これらの本の著者 (ときどき文庫での解説者,訳者) の紹介,写真と文章の抜粋,萩原による解説とカラムがある.残り 33 冊は1ページ1冊の紹介.

若いときでさえ雪も岩も敬遠していたが,この頃はとんと山に縁がなくなった.でも,山の本を読んだり眺めたりは好き.犯罪や殺人に縁がなくてもミステリが好きのと似ているかも.とは言え,17 冊の中でよく読んだのは串田孫一,畦地梅太郎,辻まこと あたりの文弱派.
この人たちの本は画文であって,写真で紹介するのはやりにくかっただろう.

ヤマケイ文庫のカタログみたいな本.文庫に収録されていない山の名著もあると思うけど...

図書館で借りた.

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