Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ふたつの星とタイムマシン

2015-12-01 07:12:02 | 読書

畑野 智美,集英社 (2014/10).

SF風味の大人の童話.ただし,大人と言っても「年寄りは除く」らしい.
7編の短編集で,「過去ミライ」「自由ジカン」「恋人ロボット」などと,タイトルは全て漢字2字・プラス・カタカナで統一されている.登場人物が重複しているが,連作というほどのものではない.
ふたつほど読むと,調子がつかめる.ほんわかと終わるものと予想できる.こういう小説は需要があるんだろう...とか言いながら,安心して最後まであっという間に読んでしまった.
読了までの時間は小説としての密度に比例するようだ.すぐ前に読んだ「たんぽぽ娘」に比べるといかにも密度が小さい.

登場する男子は皆頼りないのが特徴.
「ふたつの星」ってなんのことかわからないが,ま・いいか.
カバーイラストはお笑いコンビ,キングコングの西野亮廣による.

図書館で借用.

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初体験ドラムサークル | トップ | ドリトル先生航海記 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事