Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

森で過ごして学んだ 101 のこと

2013-02-23 09:07:42 | 読書
本山健司 東京書籍 (2012/04).

「BOOK」データベースより*****
焚火・酒・音楽。便利な道具づくりから焚火料理、危険な動物たちへの対処法まで、森と野に遊ぶために本当に必要な情報を美しいカラーイラストで紹介。*****

辻まこと あたりから始まった,山の画文集の系譜の本だろう.ただし,著者の関心はピークハントにはなく,もっぱら野営して美味しいものを食べることらしい.うらやましいことだ.

初出は実業之日本社「ガルヴィ」に連載とのこと.本ではごらんのように,ひとつの項目が見開き 2 ページで,左ページ 3/2 ほどはイラスト.内容は野外でであう鳥・魚・ケモノ・植物,焚火用あるいはバッグ・ロープなどの道具あれこれ,クッキングなど,

最後 #95-#101  のタイトルを並べると,「雪にはモカシン,たっぷり積もった白神山地,雪洞はハワイ,綿毛の秘密,カマクラづくり,なんたってラクダ,しめくくりはウンチのはなし」である.内容が推察できるのも,できないのもあるところが上手い.

図書館で借りてきたのだが,自分の本棚に並べて思い出したら眺めるのもよいかな,と,思わせる本だ.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

reading

/Users/ogataatsushi/Desktop/d291abed711d558e554bf7af66ee57d7.jpg