三上延 メディアワークス文庫(2011/03).
書店に平積みになっていて,興味はあったが,カバーにちょっとおそれをなしていた.
中身は,本好きには,突っ込みどころも含めて,なかなか良い.岩波の新書判の漱石全集とか,青木文庫とかがテーマとなり,懐かしい.
「せどり」の語が出てくる.そう言えば,梶山季之の「せどり男爵...」も最近文庫化した.
ミステリとしてはたいしたことないが,ま いいか登場人物がやや予定調和的だから,かえって安心できる.4 編の連作だが最後のだけ,日常の謎路線からはみだしていた.
続編も読もうかな.
そう言えば,古書市で袋とじの山岳書の復刻本をみかけた.2000 円.手の出ない額ではなかったが,袋を切ったらただの本になってしまう.読みたければ,もう一冊そのために買うだろうか.読書用は山渓文庫のでいいか ... などと考えているうちに,ばかばかしくなってしまった.
書店に平積みになっていて,興味はあったが,カバーにちょっとおそれをなしていた.
中身は,本好きには,突っ込みどころも含めて,なかなか良い.岩波の新書判の漱石全集とか,青木文庫とかがテーマとなり,懐かしい.
「せどり」の語が出てくる.そう言えば,梶山季之の「せどり男爵...」も最近文庫化した.
ミステリとしてはたいしたことないが,ま いいか登場人物がやや予定調和的だから,かえって安心できる.4 編の連作だが最後のだけ,日常の謎路線からはみだしていた.
続編も読もうかな.
そう言えば,古書市で袋とじの山岳書の復刻本をみかけた.2000 円.手の出ない額ではなかったが,袋を切ったらただの本になってしまう.読みたければ,もう一冊そのために買うだろうか.読書用は山渓文庫のでいいか ... などと考えているうちに,ばかばかしくなってしまった.