My Life

春夏秋冬~日々の徒然や思うことを綴った倉庫です。

久し振りのお勤め

2014-09-29 20:07:02 | 雑記
御嶽山の噴火。

私が大学時代、九州でおきた「普賢岳(ふげんだけ)の噴火」を思い出していました。

あの時のすさまじさと酷さは、二十年後の今でも私個人の心の底にしーんとあるものですけど

二十年たって、穏やかな山をみて、誰もあの、噴火を(火砕流も土石流もなにもかもがまとめて起きた)

あったんだ、おきたんだって、振り返る人は周囲にはもう、いない。

覚えている人、知っている人は、おそらく周辺に暮らしている人だろう。


記念館もあるけど、「ふう~ん」でおしまいの人がほとんどなのは仕方がないことかもしれない。

九州の片隅で起きたことだから、知らないひとが、もうほとんどなんだよなーって

御嶽山の惨状をみて、思い出していました。教訓は活かされていないんだという気持ちで。

すべてあのとき、のようになれば、大変なことになりかねない。


(雲仙普賢岳(正しくは)の噴火で、周辺の風評被害もすごかったので)



もう私もアラフォーだもんね。子供を産んでたら、その子は当時を知らないわけで。



地球は動いており、生き物はへばりついてなんとか踏ん張ることしか、しょせんできないわけです。

ちょっとした、太陽の黒点の動きだけでも、影響をもろにうけるんですから。




こんな危ういところ(日本)にたくさんの原発がある。


こちら(九州)だってたくさん火山あるし、「話題の原発の近く」は火山帯です。

ある意味同じことがあったら、(噴火)つまり「まとめて九州終わり」ってことだって

こちらではある意味、なおさら噴火の情報うけて、怒っている人多いです。

国会でゆうちょうに「地方創生」とかはなしているときなのかい?


お遍路はすみましたけど、久しぶりにお勤めをしています。
久し振りに、袈裟を引っ張り出しました。

普賢岳のときは、「恐れおののく」ことしかできなかった。

御嶽山は霊山だと聞きましたので、できること・・お勤めをして、ただ今は祈りたいと思っています。












最近の着物事情

2014-09-25 22:24:09 | 雑記

昔は、しきたり、のようなものがあって。

きもののお洒落さんは、「桜の時期に、さくらを着るのは、やぼてん」と言ったそうです。


そういうわけで、「単衣」(ひとえ)の着物というものがあるのですが、六月と九月に着るものとされてきました。

暑くなりつつある、涼しくなりつつある・・といった「微妙な時期」に、着るきものです。

でも、最近は事情が違うのだとか。


温暖化で、土地柄にもよるのでしょう。暑ければ平然と「単衣」を好んで着ている方も多いらしいのです。

袷(あわせ)といって、いわゆる裏地、がついているものよりも、裏地が最低限しかついていなので、薄いくて現代は重宝するのだとか。


     しかし、どうなのでしょう。暑かったり、寒かったりする昨今です。

ある着物店では、慌てて「あわせ」に作り替える方も多くなっていると聞きますが・・・。



私も、一枚だけ「いつ着てもよいひとえ」を持っています。母の羽織のリメイクの帯を合わせています。
これは総柄(薔薇柄)で、街着としてつくったもの。ビルの中は暖かいので、足りるかなと
思いました。



                    こちら



                      



こちらは、残暑を狙って(ぎらぎら)作ったシックな着物です。これは本当の「ひとえ」です。
いわゆる、九月、に着る目的で作りました。地味なので叔母の染帯を合わせました。
これは藍染めです。やはり、地味でも、残暑で映える涼しげな藍色はいいなと思います。



                    こちら



                     

                     

寝る

2014-09-25 22:14:44 | 猫日和

ご老体のみーたん・・。顔が丸くなりつつあるりん。今年は猫にとってもふくおかは堪えた・・かな?

と、思いきや、うまいぐわいに家のなかのテリトリーを使いまわしている様子

      





               新しい寝床が女王陛下のお気に入りです。







                        




                

               りんは、ツレのからだをうまくつかって

               おなかを扇風機にあてるという小技を使う・・。




                        

匠ギャラリーで遭遇したナイスなひとたち

2014-09-25 21:44:07 | 我が街
ふらふらになって、とりあえず「作品」を受け取り、歩いてゆくとですねー

        旬なナイスなひとたちに出合いました!




                      



               ゆるきゃら「官兵衛くん」と宣伝する御方
               ゆるきゃらグランプリに参戦するらしかです。







                     


               りりしい黒田の重臣たち(黒田二十四騎のなかのおふたり)





                     




               うしろのお姿も、ナイスなのですよ!


               滅多にあわないのでラッキーだったかも?

アクロス福岡で螺鈿体験

2014-09-25 21:28:26 | 我が街
着物で散策するときは、できるだけ普段は行かないようなところに、出かけます。

と、いうのも、ふくおかは「着物人口」がまだまだ少ないので、着るだけでも「宣伝」になるらしい・・。

アクロス福岡も、普段はコンサートしか出かけないところだったので、「匠ギャラリー」の存在も

着物とご縁がないころは知らない場所でした。

灯台下暗し・・。

よく歩き回ると、たくさん、きものが似合うところがあるもんです。

一番行くところは「匠ギャラリー」・・・。

たくさん「お得なもの」に出合います。ほんとうに、お得なのですよ。


            今回は「ふくおかの伝統工芸」がテーマでした。


                     



             実演も



                      



私がうろうろしていたら、螺鈿(らでん)体験しませんか?と声をかけられた。
無料らしい・・・。

でも、大変難しかったです。螺鈿というのは貝の殻を磨きに磨いて板状にしたものを使うのですが
これを細工します。今回は葉っぱを四つ作ることになりました。

簡単に言うと、切り取って使うわけですが、でもぺらぺらかつ固いものなので途方にくれました。
ざっくりとしか教えてくれない職人さん。・・・
どうなるかもわからず、とりあえず、エッチングの要領で、針をてんてん、てんてん、てんてん・・
刺しながら、くりぬくことに。「ぎゃー」と玉砕するご婦人もおられました。

ふらふらになってできたのがこちら。ほめられたけど、私は螺鈿細工は無理だと思った・・(疲れた)


                      


               



阿蘇旅行~オフショット編~

2014-09-19 20:21:46 | 雑記
水基を巡った後、のんびり帰福。夕方には自宅です。

阿蘇は、阿蘇五岳といって、阿蘇山というものはありません。今でも活火山なので入山規制なども
されているようです。月並みですがとてもよいところでした!


                      



                      

                      


                      




                      



                      



                                            

阿蘇旅行~水基めぐり編~

2014-09-19 20:14:55 | 雑記
阿蘇神社の横に、小さな門前町があり、「水基めぐり」ができます。
いたるところにわく、天然の水。

それぞれちいさな「水場」があり、誰でも飲みながらめぐることができます。
24あります(24基)それぞれ個性的な名前がついています。たくさん飲みました!!


                  こんな感じで
                      


                     



                      



                      




                                                                 

阿蘇旅行~阿蘇神社~パワースポット編~

2014-09-19 20:03:55 | 雑記
結局、ホテルでは、事件は起きたものの、無事に?
次の日、チェックアウトして、観光にでかけることになった私たちです。

実は朝まで雨だったのですが、それから晴れました!!

雨上がりの「阿蘇神社」は気持ちよかったです。

阿蘇神社の由緒はとても古いそうです。阿蘇の中岳の近くにあることから、国造神社とあわせて
知る人ぞ知るパワースポットとして有名です。

火山を見守っているのでしょうか・・。神事もたくさん行われているそうです。




                    



                     鳥居





                    



                     楼門



                   
                    




                      




                     雨上がりの空





                    

阿蘇旅行~ホテルサンクラウン大阿蘇編~

2014-09-19 19:50:00 | 雑記

今回は、阿蘇を通り越して宮地というところに泊まりました。

まあ、基本的には、ざっくり書くと阿蘇には違いないのですけどね。

ついて、話題になったアイスがあるところでおやつを食べた後、ホテルに向かいました。
「ホテルサンクラウン大阿蘇」というビジネスホテルです。

           お部屋はこんな感じで、よかったですよー


                      



           温泉や大浴場はありませんでした。でも、阿蘇の水なので
           水だけでも違います。なので、十分温泉気分なのです。
           お風呂は大きめでした。



           そして待ちに待った夕食。「阿蘇の赤牛ディナー」

           コースになっており、大満足の内容でした。
           少し、ご紹介します。



                     



                     



                      



           今回サービスでお酒がついてきました。
           ワインなら大丈夫かなと思い、グラスワインを頼んだ私たち。
           食後のコーヒーを飲んで・・・


                 事件は起こった。



            ツレ・・・・突然寝落ち!!



           前後不覚のツレ、慌てて人を呼んでお部屋まで運んでもらいました。
           みなさん心配して、お冷まで運んでくださり・・。

           しばらくしたら、お酒が抜けて、元に戻ったツレ。
           どうも、自宅以外での彼の「飲酒」は鬼門のようです

 


                    

阿蘇旅行~8.31~9.1 久々のバカンス

2014-09-19 19:32:20 | 雑記
今年の夏は、九州は雨、あめ、アメ・・ばかりでした。

そんななか、久しぶりに旅行に行ってきました。
阿蘇です。最後が良ければすべてよし?ではないですけど
お天気もなんとかなって、楽しかったです!


何回かにわけてご紹介していきます。写真もたくさんのせますよー

楽しんでご覧いただけたらと思います。

**********************************************
2014.8.31


ふくおかから、熊本へ九州新幹線で向かいました。はやーっ。四十分くらいでついたでしょうか。
ツレの発案で、駅で昼ご飯を食べました。

食べたのは「熊本のソウルフード、たいぴーえん・・・(漢字がでてきません。すみません)」

簡単に説明すると。豚骨ラーメンとちゃんぽんの春雨バージョンの融合・・?


              お店はこんな感じ




                 


                 
              これです



                 


              お昼にはもってこいです




              駅には・・こんなコーナーも!



                  



              くまモンブースとでもいいましょうか!
              ばっ!。(熊本弁)



              うろうろしていたら、鈍行の発車時刻になり
              ホームには、先発の列車


                  

                   



               特急A列車で行こう、です。
               記念にパチリ。九州の特急はユニークなものばかりなのです



              私たちは鈍行に乗って、最終地点「宮地」に向かいます・・

              だいたい、二時間弱で「宮地駅」です。



   
                        




               続きます



               

                   

どん底

2014-09-14 00:11:37 | The Words
人生は、ときに、自分の生きたい方向に向くわけではありません。

八方塞がり、の時期が必ずあります。

いわゆる「どん底」のときです。

そういうとき、思っていただきたいのは、「永遠に続かない」ということです。


私事で恐縮ですが、十六年間ほぼひとりで母を介護してきました。

母はとても厳しい人でした。自分にも厳しい人で、介護は楽だろう、と思っていたのですが

どんどん崩れていく母の人格。

結局、最後まで、母の病気を受け止める度量は、私にはありませんでした。



今は二十代で親御さんの介護をしていらっしゃる方も多いと聞きます。


確かに「青春」は奪われるかもしれません。でも、「どん底」はずっと続くことはないのです。

そして「いのち」の代えがたい授業を受けている恩恵という側面もあるのです。


もう介護で私は人生終わりかな・・と絶望もありましたが、やはり状況は変化していくものです。

母は、突然、思いがけなく旅立ちました。

それは誰も予測がつかなかったことでした。

そして、思いがけなく介護中に、縁談が決まり、結婚後に母を見送ることになりました。

「どん底」のとき。

「かがみ」を見てください。どういうお顔をされているか。

「生きている」のです。生きているから「鏡」に映るのです。

「どん底」でも「生きている」

今までもたくさん絶望もしてきたけれど、こうしてどうにか「生きてこられた」ことが実感できる

一つの方法です。

人間は案外しぶといのです。

弱いだけでもない。強いだけでもない。半々だからです。

どん底のトンネルを抜けると、本来のやりたいことがみえてくるはずです。

どうか、しっかり自分と向き合っていただきと思っています。






HAKATA PRODUCTS EXHBITION ~in はかた伝統工芸館 番外編

2014-09-10 12:01:12 | 我が街

はかた伝統工芸館であっている試み。

もうすぐふくおかでは「放生夜」(ほうじょうや)というお祭りがあるので
明るいうちに出かける方は、寄ってみてもいいかもです。

今回はオフショット特集です。




                     マルティグラス


                        



                        



                        



                     バック(中身が凝ってます。中で肩紐の調整ができます)



                        


                        



                         




                         

HAKATA PRODUCTS EXHBITION ~in はかた伝統工芸館 博多張子、マルティグラス

2014-09-08 21:23:01 | 我が街
最後は、張子とガラス工芸品です。



博多張子(はかたはりこ)

江戸時代に御用商人が大阪に行ったときに、作り方を学んできたのがはじまり。
特に博多で「起き上がりこぼし」が庶民に愛用されました。
現在でも神社などの特別なお祭りに登場します(はかたどんたく、十日恵比寿)
愛され続けている民芸品です。


               ディスプレイ





                    



               いろいろあります。「縁日」気分。




マルティグラス


さまざまな色ガラスを何層にも重ね合わせて作り出される多重積属のガラスの愛称です。
福岡県指定特産工芸品です。



              ディスプレイ





                  




              とにかくきれい、です。






また、中には喫茶もあるので、ゆっくり楽しめます。

現在、ラブリンこと、片岡愛之助さんの「手形」(タッチできます)なども展示されていたり、
二階には、たくさんの伝統工芸品の展示もあります。

ふくおか在住のみなさん、ぜひ、訪れてみてください。

これからふくおかに、観光に行くよ、っていう皆さんもぜひ、訪れてみてください。


はかた伝統工芸館 9.1-16まで開催  (水曜日定休)


〒812-0026 福岡市博多区上川端町6-1(櫛田神社横)092-409-5450 10:00-18:00(入館は17:30まで)



詳しくは「はかた伝統工芸館」で、検索してみてくださいね。






                   

HAKATA PRODUCTS EXHBITION ~in はかた伝統工芸館 博多曲物編

2014-09-08 21:00:26 | 我が街
今度は、博多の庶民の愛用品に行きましょう。

博多曲物

はかたまげもの(博多曲物)とは?

杉やヒノキの板を熱をくわえて曲げ、それを桜の皮で閉じて作られるものです。
金属不使用のために、軽い、のが特徴。

由緒・・その昔、神功皇后が征韓のさいに福岡市東区の馬出(まえだし)で出産され
その胞衣をおさめる容器をつくったことが、はじまりではないか、といわれる。


博多の街ではどこでも「おひつ」「弁当箱」といったものが、「曲物」とざっくりよばれて使われていました。伝統工芸、というより、「しゃもじ」のように、庶民の愛用品だったのです。
(実家にも昔はありました)
今では作っているところもわずか、になりました。しかし、また愛用者が増えてきたそうです。



               展示はこんな感じです



                       



               これはウエディング編のディスプレイです



                       



              次は ピクニック編のディスプレイです





そして、コラボ作品は・・・・博多曲物×お米 「HAKATA WAPPA」


曲物は、ご飯の保存・・お弁当箱に向くので、お米の形のお弁当箱です。仕切りは「しゃもじ」に
なっています。


              何回も試作を繰り返して出来上がりました。 




                     



作品を製作した 伝統工芸士の「柴田玉樹」氏は、「博多町屋ふるさと館」にて

     毎週木曜日 10:00-12:00  14:00-16:00 の時間帯に、体験指導をされています

ふるさと館では入館料(200円大人)が要りますので、注意してくださいね。


まだまだ続きます。

HAKATA PRODUCTS EXHBITION ~in はかた伝統工芸館 博多織編

2014-09-08 20:43:25 | 我が街
今度は博多織のコーナーに行くとしましょうか。


博多織×バック(ori wa te )

人気ブランド「Kao kao shu」と、博多織とのコラボ作品(展示販売)

手織りの博多織があしらわれたバックです。ハンドメイドで限定販売なのでおはやめに。

当初より、色がたくさんあるということで、「赤系」が人気だそう。

ちなみに、中はひとつひとつ色が違います。

金色もありましたよ。(いかにもお金がたまりそうです)

あしらわれている博多織ですが、織物なので傷まないように、少し柄をずらしているこだわり
(擦れたりするところには使っていないのです。デザイン性もばっちりです)

ちなみに、博多織の伝統工芸士は、ブログでもご紹介した「宮嶋美紀」氏


           コーナーはこんな感じでのディスプレイです

                      


                       





                       


       今日は、洋服で行ってみましたので、ちょっと持たせてもらいました。

         



                     







                      




           こんな感じ。博多織、だから、和服だけでも、ないのです。

           バカンスも結婚式の二次会もお買い物でも、とにかくあいます!