My Life

春夏秋冬~日々の徒然や思うことを綴った倉庫です。

続・着物談義

2014-06-11 16:32:13 | 雑記
若いときにしか着れない洋服でも、気に入って捨てられない・・。

こんな思いをお持ちの方は多いと思う。

着物の場合もさすがに着れないものもでてくるが、染め替え、という技法で
なんとかする、という方法がある。

着物の地色を「染め変える」という技法なのだが、

たとえば喪服のような「真っ黒」さえ黒も見事に抜ける技術が日本にはあるのだ。

もともと黒は、下地としていったん「赤」に染めるという手間をかけるのだそう。

だから綺麗に色がぬけるのだろうか・・。

今のところ、自分の着物は大丈夫なのだが、母が「気に入って捨てられない」着物の中で
そろそろ手入れをしなければいけないものがでてきた。

端的に言えば「50~70」くらいの自分にあう着物、だろうか。

複数の呉服屋に持って行って、聞いてみると「未来の自分に合う着物」の地色の幅にかなり
差がでるのでびっくりした。

親戚から、ひいきにしてくれと言われたところは、店主が若い。
実直で手堅い方だが、ただ、京育ちなのである。

「京好み」と「博多好み」とは土地柄でずいぶん違う。

染めが主力のお店なので、リーズナブルにしてくれるのはとても助かるのだが
どこか頼りない。

かたや、実家のそばだった呉服屋で、頼りにしている店員さんがいるところは、安心はできるが
値段はそれなりに高い。

ある着物に例をあげると、手書きの白地にボタンの花が鮮やかな訪問着。

頼りの店員さんに聞かれ、考えあぐねて私が伝えたのは「淡い紫」

「なるほどね。ただ地味にすればいい、というわけでもないから、かえっていいかもしれませんね。
すこしぼかしをいれても素敵ですしね。後は薄い色なのでシミが隠れればいいけど」


対して若い店主さんの見立ては「薄い金茶色」がいいかもしれない、という。

まあ、確かに「落ち着く感じ」にはなると思うのだが、着物の元の雰囲気とはかなり違うものになる


あまりにもふり幅が大きくて、最適なものは何なのか、かんがえこんでしまった。

はてさて。未来の自分はどんな具合がしっくりくるのだろう。

とにかく手当ができるうちに道筋をつけたいと思っている。







終わりとはじまり

2014-06-09 14:14:35 | 雑記
先月、大津に行ってきました。

当初は11月の予定が、早まってしまってあわただしい旅路。

大津は二回目になります。

最初は、家族で出かけました。幼いころなので琵琶湖の大きさにびっくりした覚えがあります。

父が原因不明の心臓の痛みを訴えるも、病気ではないと言われ、母がつてを探しに探して

大津のとあるところにご縁をいただいて出かけたのでした。


そこは神道系のグループのようなところで、「直霊(なおひ)を病んだ体におろす」

精神世界ちっくに書くと「高次の自分(ハイヤーセルフ)を召喚し、ヒーリング」となるでしょうか。

ともかく。結果としては本当に、一回の神事で父は治ったのでした



感激した母は、それから神道に傾倒。神様の分け御霊を家に勧請すると言いだし

我が家では母が倒れるまで、神社と同じ神事をずっとやっているという状態になり、


なので事情をしらない親戚から村八分。しかし、母の姿勢は変わりませんでした。

母が亡くなって、遺品を整理していると神主装束が出てきました


子供が学校へ行っている間に、色々勉強をしていたのだと思います。

ただ、自分の信仰を、家族に強いることはなかったし、布教なども一切しなかったので

家族が母を非難することはありませんでした。

時がながれ、家族の大半が亡くなった今、大津に今度は私がご縁をいただいたので、(仕事です)

はじまりと終わり。

やっと一つの大きな流れが終わったように感じました。

こんどはどんな流れになるのでしょうか。

楽しみです。






憲法について

2014-06-07 23:19:38 | 雑記
憲法の論議が続いていますが、みなさんはこの前文を読んだことがありますか?
二度と戦争をしないために(権力者や政治家の暴走)を食い止める。

下記に前文を載せました



日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、

われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、

政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、

ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、

その福利は国民がこれを享受する。

これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。

われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、

平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ

。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。