My Life

春夏秋冬~日々の徒然や思うことを綴った倉庫です。

最近の着物事情

2014-09-25 22:24:09 | 雑記

昔は、しきたり、のようなものがあって。

きもののお洒落さんは、「桜の時期に、さくらを着るのは、やぼてん」と言ったそうです。


そういうわけで、「単衣」(ひとえ)の着物というものがあるのですが、六月と九月に着るものとされてきました。

暑くなりつつある、涼しくなりつつある・・といった「微妙な時期」に、着るきものです。

でも、最近は事情が違うのだとか。


温暖化で、土地柄にもよるのでしょう。暑ければ平然と「単衣」を好んで着ている方も多いらしいのです。

袷(あわせ)といって、いわゆる裏地、がついているものよりも、裏地が最低限しかついていなので、薄いくて現代は重宝するのだとか。


     しかし、どうなのでしょう。暑かったり、寒かったりする昨今です。

ある着物店では、慌てて「あわせ」に作り替える方も多くなっていると聞きますが・・・。



私も、一枚だけ「いつ着てもよいひとえ」を持っています。母の羽織のリメイクの帯を合わせています。
これは総柄(薔薇柄)で、街着としてつくったもの。ビルの中は暖かいので、足りるかなと
思いました。



                    こちら



                      



こちらは、残暑を狙って(ぎらぎら)作ったシックな着物です。これは本当の「ひとえ」です。
いわゆる、九月、に着る目的で作りました。地味なので叔母の染帯を合わせました。
これは藍染めです。やはり、地味でも、残暑で映える涼しげな藍色はいいなと思います。



                    こちら



                     

                     

最新の画像もっと見る