よく、ありのままの自分でOKですよ、というメッセージをネットなどで目にする方も多いと思います。
私は、自己否定が強い性格なので、どうも納得できませんでした。
でも、最近になって気づいたことがあります。
私なりの解釈ですが、オリジナリティー・・・個性を大切にする
そういうことだと思い当りました。
実際、個性を否定されるような環境で育ちました。
とても苦しく軸もぶれる、自尊心すら育ちにくい、思春期でした。
でも、良い側面もあることは事実です。実際に、社会の仕組みや、もっと広い世界を見たい、と思うように
なったのも、そういう「親の引いた線路しか歩いてはいけない」という家庭だったからこそです。
しかし、ありのままで、OK、というのは、やはり自尊心すら育っていないころには、どうしても
受け入れがたかったです。
それに、誰だって、欠点はあるので、「あるがままの自分」でいるというのも、成長しなくてもいいの?
失礼ではないの?と感じてしまいます。
でも、「自分の個性を大切にする」という見方は、すんなり心に入ってゆきました。
いろいろな環境で人は育ちますので、すべてこの解釈でいいというわけではありませんが
「個性を大切にする」というのは、本当に大事なのではないかと思っています。
それは、「自分を大切にする」ということにつながっていくと思うからです。
参考としては、黒柳徹子さんが、お手本になると思います。
ぜひ、子供も読める本、「窓際のトットちゃん」を読んでみてください。
大切な原石のような、宝石がちりばめられた、オンリーワンの著書だと思います。
私は黒柳さんの本はたくさん読みましたが、「窓際のトットちゃん」が一番、おすすめです。