ハンガー

なんということもない２本のハンガー。
ＭＵＪＩのハンガー。

最初に見つけた時は上の、三角のフォルムだった。
「お！いいじゃん♪」　私は一目で気に入った。
ハンガーなんてさー、べつに１００均のでいいじゃん。
クリーニングのでいいじゃん。
何百円もわざわざ出して買うもんじゃないじゃん。。。

でも私はこれが気に入ったのだからこれがいいのだ！

しかし、このデザインはすぐにマイナーチェンジされてしまった。
それが下のフォルムだ。
そりゃあ、前のカクカクしたハンガーは機能性が劣るだろう。
そんなの使う前から百も承知だ。
ずるずると落ちやすいだろう。角で変形しやすいだろう。容易に想像がつく。
それでも尚、デザイン性を追及する。そんな姿勢を貫くべきではなかったのか？
ＭＵＪＩはそういうブランドなんじゃなかったのか？
生活雑貨は機能性あってこその美だ！　という考え方もあろう。

しかし比べてみてどうだ？！つまんないだろうが！下の！

現在うちで使ってるのはもう下のフォルムのものの方がずっと多い。
というか、上のは揃える前に消えてしまったのだ・・・orz

それでもやっぱりＭＵＪＩのが他より好きだ。
天気の良い日、洗濯物を翻すつや消しアルミの身に光が反射して、
ずらりと並んでいるのを見るのは気持ちいい！
たかがハンガーでも気に入ったものを使うと家事の充実感が違う。
デザインとは、侮れないものなのだ。



・・・・・　なぁ～～んてね～～～～（＾皿＾）

たとえば文章では「てにをは」一つの違い、改行一つの違いで印象が変わるし、
無意識に影響するもんが違うんだよなーとか、
企業のロゴを作るデザイナーさんなんか、フォントの幅１ミリの差に気を配ってるんだってーとか、
そういうことに触れる機会があったもんで、
ハンガー１本のフォルムについて、書いてみたりしてみたのでした。


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