─光る波の間─

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ウィーン美術史美術館展

2008-11-07 19:17:00 | 音楽・映像・アート
宮城県美術館に観に行ってきました。今日は立冬だけど、暖かくて。美術展は久しぶり♪^^バスで行かなくちゃいけないのがならないのが面倒なんだけど、今回の特別展は観ねばなるまいて。目玉はベラスケス。画家の中の画家と言われたベラスケス。たしか・・このマルガリータ王女のもうちょっと成長した肖像画をいつかの展覧会で観た記憶があるんだが・・、いつの、何の展覧会だったかな~。。可愛らしくぷっくりした頬の王女。やわらかそうな髪の毛といい、豪華なドレスといい、絨毯といい、質感の描き分けがさすがです。ベラスケスは画家であっただけでなく、宮廷での要職に就いていて多忙を極めたそうだけど、宮廷にいる様々な人々、道化たちにも温かなまなざしを向けて愛に満ちた絵を多く遺してますよね。でも彼の死因はいわゆる、過労死だったそうで・・・ ご愁傷様です。。しかしベラスケスよりも観れて嬉しかったのはルーベンスの作品。背景などは他の人が描いたそうだけど、「血とミルクで描かれている」と言われた輝く肌色。昔、実家の百科事典に載っていた絵を何度も眺めていたころ、その波打つ金髪の描写にとても憧れた記憶がある。その色彩、その筆致。(´。`)ホゥ...ウツクシイ...この展覧会全体として静物画がテーマ。そのせいか意外なほど人が入っていなかった。もったいないわ~~!!・・とは言っても、家帰ってちょっと調べたらウィーン美術史美術館にはクラナハやフェルメール、ラファエロ、ティントレット、カラヴァッジオ、デューラーらの、超有名な作品が山のようにあるのよ。(@@;だとやっぱり、もうちょっと人物画観たかったかも。。と思ってしまうかな~。ところで街中より少しだけ山の中にある県美。秋の気配がとってもすてきで、紅葉もいい感じになってました。^^建物を出たらちょうど雨が上がって晴れ間がのぞき、ぐぐーっと風が冷たく。。。(((++)))プルルゲージツの秋も早足で通り過ぎそうです。*