─光る波の間─

現在ほぼツイッターまとめ投稿。アート(名和晃平、奈良美智他)映画・音楽・食べ物(日々のご飯)・雑貨etc...

灯油高い・・・

2005-11-09 19:19:49 | つれづれ
5時ころの空。

今日は急激に寒くなったー。
灯油を買ったから、用意は万全なのだけども。

しかし、高い。。。。

配達料も入っているとはいえ、1缶で1450円!!
お米やさんのお母さん、いつも低姿勢なんだけど、
ますます低姿勢。
「あらー、高くて申し訳なくてー。
 あの、2缶だと安くなるんだけど。
 って言っても1350円でやっぱり高いんだけどー」
どっちみち使うんだし、と、2缶注文。
「わざわざすいません。あとお届けしますー」
ということで。

冬、間近。

*



『銀河鉄道の夜』-アニメーション-

2005-11-09 15:36:17 | 音楽・映像・アート
ずいぶん昔にテレビで観た。
やたらときれいな色彩と、
キャラクターが猫だったってことと、
大きな大きな振り子が揺れる時計と、
最後にカンパネルラが死んでしまうってことと・・・

そんなふうに「カタコト」な感じで記憶していた。
夕べ遅く、部屋を真っ暗にして観た『銀河鉄道の夜』は、
やっぱり素晴らしく美しくて、
ふるふる ふるふる と、こころの奥を振るわせてくれる
素敵なアニメーションだった。



原作をきちっと読んでいないせいもあって、
私の『銀河鉄道の夜』のイメージは、
このアニメーションに直結している。
だから、ジョバンニもカンパネルラも、
猫でしかイメージできない。笑

音楽が、最初の方のが
「どこかで聞いたような・・」と、
『メゾン・ド・ヒミコ』を思い出してしまった。
なんで?と思って調べたら、
両方とも細野晴臣さんだった。なるほど。
そのあと、列車に乗って色々な駅を巡るあたりになると、
ほぼ「冨田勲?」的なシンセサイザーの音楽が鳴り響く。

穏やかに、淡々と進むストーリー。
かと思うと、突然鳴る柱時計の音や、
丘に現れる汽車の迫力に驚かされる。
筆跡が残るやさしい背景画。
暗く落ち着いた画面と、色彩鮮やかな画面のコントラスト。

光り輝く白鷺、リンゴに変じるカササギ、
ジョバンニの健気さ、カンパネルラの賢さ、
別れのシーンの切なさ。。。

「カンパネルラ。僕たち、一緒に行こうね」
「・・・ジョバンニ、さよなら」
「待って!どこまでも一緒だって、言ったじゃないか…!」

宮崎アニメとはまた違った、魅力的な作品。
機会があったら観てほしい。

*