常にバイクや釣りにと動き回っている私ですが…
家事等の合間をぬって、実は本なんかもたまに読んでます。
この正月は、借りた本ですが
「朽ちていった命 被爆治療83日間の記録」という本を読みました。
これは、東海村臨界事故…みなさん覚えてます?茨城県東海村にある
核燃料加工施設JCO東海事業所で起きた臨界事故ですね…で、
被爆した(作業していた人)が、事故から亡くなるまでを追いかけた
NHKの取材班の記録を元に(テレビはNHKスペシャルとして放送)書き上げ
られたドキュメントです。
実際の内容はというと、事故直後の様子が少しと、被爆した人の命が
放射能(正確には放射線によって破壊された遺伝子)によって少しずつ
削られていく83日間の様子が細かに書かれています。
当時、大変な事故が日本で起きたと、私の中でも理解していたのですが、
この本を読むまですっかり風化していました。
みなさんは、チェルノブイリ原発事故は覚えてます?
規模は違えど、あの事故と同じ、臨界事故が日本で起きました。
チェルノブイリは、今でも半径30キロが立ち入り禁止です。
事故現場をコンクリートで覆うしか、人間には手立てがないんですよね…。
消火作業に当たった消防官の遺体は、鉛の棺に収められ埋葬されたそうです。
それと同じ事故が日本で、人の手で作業中のステンレスのバケツの中で
起きました。
当時、事業所の決死隊(JCOの作業員)が、制御不能になった「バケツ」という
原子炉を止めるために、決死の覚悟で消火作業にあたったこととかも
知りませんでしたわ。
まぁ、本の内容は事故の描写は一瞬なんですが…(^^;
著者は、朽ちていった「いのち」に対する本人や多くの人の努力、
放射線被爆の恐ろしさ、そしてその被爆が「いのち」にどんな影響をもたらすかを
忘れないでほしいと文末をくくっておられます。
よかったら一度読んでみてください。
ちなみに私の中でのナンバーワンな本は…
「桶川ストーカー殺人事件-遺言- 清水 潔 著」ですね。
この本は、スゴイです、怖いです、唸ります。
日本ジャーナリスト大賞も受賞した取材記者のバイブルとなる本ですね。
ドキュメントを仕事の柱としている私としては、
いまだにこの本を超えるものに出会いません。
こちらもお勧めです(^^v
家事等の合間をぬって、実は本なんかもたまに読んでます。
この正月は、借りた本ですが
「朽ちていった命 被爆治療83日間の記録」という本を読みました。
これは、東海村臨界事故…みなさん覚えてます?茨城県東海村にある
核燃料加工施設JCO東海事業所で起きた臨界事故ですね…で、
被爆した(作業していた人)が、事故から亡くなるまでを追いかけた
NHKの取材班の記録を元に(テレビはNHKスペシャルとして放送)書き上げ
られたドキュメントです。
実際の内容はというと、事故直後の様子が少しと、被爆した人の命が
放射能(正確には放射線によって破壊された遺伝子)によって少しずつ
削られていく83日間の様子が細かに書かれています。
当時、大変な事故が日本で起きたと、私の中でも理解していたのですが、
この本を読むまですっかり風化していました。
みなさんは、チェルノブイリ原発事故は覚えてます?
規模は違えど、あの事故と同じ、臨界事故が日本で起きました。
チェルノブイリは、今でも半径30キロが立ち入り禁止です。
事故現場をコンクリートで覆うしか、人間には手立てがないんですよね…。
消火作業に当たった消防官の遺体は、鉛の棺に収められ埋葬されたそうです。
それと同じ事故が日本で、人の手で作業中のステンレスのバケツの中で
起きました。
当時、事業所の決死隊(JCOの作業員)が、制御不能になった「バケツ」という
原子炉を止めるために、決死の覚悟で消火作業にあたったこととかも
知りませんでしたわ。
まぁ、本の内容は事故の描写は一瞬なんですが…(^^;
著者は、朽ちていった「いのち」に対する本人や多くの人の努力、
放射線被爆の恐ろしさ、そしてその被爆が「いのち」にどんな影響をもたらすかを
忘れないでほしいと文末をくくっておられます。
よかったら一度読んでみてください。
ちなみに私の中でのナンバーワンな本は…
「桶川ストーカー殺人事件-遺言- 清水 潔 著」ですね。
この本は、スゴイです、怖いです、唸ります。
日本ジャーナリスト大賞も受賞した取材記者のバイブルとなる本ですね。
ドキュメントを仕事の柱としている私としては、
いまだにこの本を超えるものに出会いません。
こちらもお勧めです(^^v
担任の先生が教室の後ろにその新聞の記事を貼っていたのを記憶しています。
子どもの私にとって、それがどれくらい大変かはわかりませんでしたが、先生がその記事を貼っていたからこそ、今でも、その事故がいつだっかか覚えてるんですよね。
やはり大人は、子供に教える、伝える、という義務があると思います。例え、その瞬間子供が理解できなくても。
ちなみに、私もルポものが好きでよく読みますが、
「桶川ストーカー殺人事件」はオフロードライダーさんと一緒で
ナンバー1、といっても過言ではない一冊です。
これが実際に起ったことなんて、ちょっと信じがたい思いでした。(警察の話含めて)
そうそう、清水さんは、昨日の「バンキシャ」に出たはりましたよ。
いろんなことが風化していってしまいますね…
新しいことも大切ですが、古いことを見直すこともまた、
大切な事なんですよねー…
今の流れじゃ難しいことですが…
「バンキシャ!」は、私もチラッと見ました。
清水氏は、レジェンドとなっていましたね(^^)
読みました。
紫外線や電磁波を含む放射線。
敦賀の原子炉事故が起これば
関西全域チェルノブイリ状態だそうで・・
安直にCO2 が出ない発電とPRしてますが
便利さの裏のリスクに気づかねば。
依存してるんでしょね~私たちは…
ほんと、心しておかねばです。
借り物の本なんで聞いてみないと…
そういうのは読まないとあかんのですがね。
僕が好きで読むというか、答えが見つからないから何回も同じものを読んだりするんですが。
大災害や極端に言うたら殺人事件が目の前に起こったとき、自分は、仕事に徹することができるか。
マスメディアにかかわる人間として、冷静に第三者の目線で、
カメラマンとして、撮影に徹することができるのか。
何回考えても想像がつかない。
阪神大震災のときは出動していないのでわからないんですよね。
仕事に徹してもバッシング受けるやろうし、仕事を捨て助けを求めている人を助け、プロ失格の落胤おされるか…。
どっちも辛い。難しい。