行くぞ!グラベル

オフロードバイク&釣り好きのイケイケブログ

リールの話(長いよ)

2011-02-02 22:50:55 | ルアー釣り
昨日のスイミーバレットさんの記事で少々話題になったアブのリールの話。



これが我が家にあるアブ ソルティステージ LJ-1改 です。
いわゆるオガケンさん仕様で、現在の私のビッグベイト専用機です。

メカ的な話は、オガケンさんのブログを見てもらうとして、
今回は現実的な使用感の話を少し。


    ※以下、あくまで個人的な見解ですのであしからずご了承ください。


まず、私がこのリールを使う理由は…

・太いラインがガッツリ巻ける。
・重いルアー投げやすい。
・カッコイイ。

と、いった感じでしょうか(^^;

私は基本、ビッグベイトには30ポンドナイロンを使っています。
ナイロンを使うのは、私の釣りに合っていることと、
マグナム級から普通のビッグベイトまで、サイズを気にせず使いやすいから。
しかし、既存のバス釣り用のリールでは、これらナイロンライン、フロロラインに
かかわらず、25ポンドを超える太いラインを100メートル近く巻けるモノが
殆どありませんでした。
巻けるモノとしては、コンクの300番台とかアブのデカイ5000番代?とかの
リールくらい。
実際、この手のリールがビッグベイトメインとして多く使用されてたと思います。
ちなみに私は、このLJ-1を使うまでは、コンク250DCを使っていました。

しかし、250DCではフロロ25ポンドが50~60メートル程しか巻けない。
思いっきり不経済なのです。
30~40メートルもの使えないラインが残るし、使用するリールのラインも
顕著に結び換えをすると、フルキャストで全部ラインが出きってしまうほど、
すぐに短くなってしまう。
その不満感や不経済感をこのLJ-1は解決してくれました。
30ポンドナイロンラインが何とか100メートル巻けます。

次に重いルアーが投げやすいということですが…
このリールには、最新のバス用リールのようにクラッチを切って、
指でスプールを弾くといつまでも回っているというようなスムーズさはありません。
これは、レベルワインドと同調しているせいもあるのですが…
(スプールのギヤにレベルワインドと噛み合うギヤが付いていたりするから)
このちょっと重いスプール回転が、逆に重いルアーを投げるときに有利に
働いている気がしています。

いわゆるマグナム系のルアー、マザーやキャスティーク大、サイキラ250などを
投げたことのある人なら感じたことがあると思いますが、
最新のバス用リールでこれらを投げると、それはそれは恐ろしいスピードで
スプールが回転します。
特に、投げた瞬間。
慣れないうちは、気をつけないとスプールを抑える親指が火傷してしまうほど。

結局のところ、最新リールでこれら10オンスクラスのルアーを投げるためには、
遠心やマグを多めにセットしたり、メカニカルブレーキを締めこんだりしないと
うまく投げれません…というか、重さゆえの初速の速さに、即バックラです。
マグナムサイズのルアーは、バックラッシュすると、アッサリとラインを引きちぎり
飛んでいってしましますしね~(笑)

このキツくブレーキを利かせた最新リールと、回転が重いゆえに投げることに
気を使わないLJ-1では、個人的にはLJ-1の気楽さに軍配が上がりました。
私的には結局、飛距離もあまり変わらなかったですし、
気持ちよく振り切れるほうが何かとストレスがありませんでした。
現在、私はこのリールをメカニカルブレーキほぼフリー状態で使っています。
サイキラ175やデュラゴンサイズのビッグベイトでは、内蔵の遠心の調整だけで、
殆どバックラッシュしません。

それと放出されるラインの動きに同調して動く、
レベルワインド同調システム(シンクロナイズドレベルワインド)についてですが…
私は、これのおかげで劇的にラインの痛みが軽減されたと感じています。

先程も書きましたが、ルアーが重いゆえに初速が速いので、特にルアーを投げる時に
指でスプールを押さえているあたり、一番はじめにレベルワインドと擦れるあたりの
ラインが異常に傷みます。
フロロやと、すぐに毛羽立ってくるのが判るほどです。
投げる時にレベルワインドが固定されていると、放出されるラインが、
鋭角にレベルワインドと擦れる瞬間が生まれてしまい、何投かするうちに、
どうしても同じような場所が痛んでしまうのです。

まぁ、この症状はLJ-1でもカンペキに無くなる訳ではなく、
私はある程度の時間を投げたら、見た目大丈夫そうでも、
竿2本分ラインを結び直すようにしています。

こんな感じでしょうか…。

ちなみにサイズはもちろんちょっとデカイです。
リール単体やとサイズが判りにくいので、私のメイン機である、
コンク200との比較写真を。



サイズの感じは判ります?(^^)

デカッ!

…って感じました?(笑)

使ってみると見た目ほどのデカさは感じませんよ。
重さはコンク200にプラス70グラムくらいです。
見た目もカッコイイでしょ?

一番の難点は、ボディの大きさより、軽いルアーが投げれないということですね。
個人的には、2オンス以下のルアーには若干不向きかと。
オガケンさんも軽いルアーは投げれないと書いてましたが、
その通りやと思います。
飛行姿勢が安定しているデュラゴンは大丈夫だけど、回りやすいジョイクロは
イマイチ飛距離が出なかったりします。
もともと投げることがメインのリールではないので仕方ありません。


ちなみに4月発売予定の新型の詳細がピュアフィッシングさんのHPにアップされてました。

レボ ビッグシューター

(C)ピュアフィッシング/アブガルシア

ちなみにリール仕様紹介のところに「琵琶湖OK」って書いてました(笑)
スペックを見てみると、LJ-1とLJ-3の良いトコ取りのリールですね~
ただ若干気になるのは、ハイギヤ仕様しかラインナップされていないことぐらいでしょうか。
ビッグベイトには、LJ-1のローギヤのほうがよかったのですが…
あとは、アルマイトが青か赤かくらいの違いで、中身はソルティステージと殆ど
同じと思われます。
実物がフィッシングショーで触れたら、また書きますね。

もし、もっと細かく使用感を聞きたい人がいれば、現場で私を捕まえてくださいな(^^)


長くなりました。
個人的な見解ですが、お付き合い頂きありがとうございました。
<(ーー)>









コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする