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オフロードバイク&釣り好きのイケイケブログ

釣れました(^^v 注:長いよ。

2008-09-03 21:50:52 | ルアー釣り
休みが取れたので昼から琵琶湖に釣りに行ってきました。

先ずは、琵琶湖の南湖でウェーディング(立ち込み)で釣りをする人なら
知らない人はいないだろうという超有名ポイント、通称「自衛隊裏」へ。
(自衛隊の駐屯地があるからそう呼ばれています)

よく大物が水揚げされることで有名です。
水面に見える粒々は、水面まで伸びてきているウィードと呼ばれる水草です。

本日持って出たのはこのタックル。
上がバスロッド最強のデプス「ドムドライバー」と
金色のリール、カルカッタコンクエストのセット。
下がABUのロッド「デビルスナイパー」とウルティガアドバンスのセットです。
分かりやすく言うと、上が一発大物用のセットで、
下が小物数釣り用のセットですね(^^;


先ずは小物用道具を使って「自衛隊裏」で必殺の
シャッドインパクトを使用します。

柔らかいソフトプラスチック製で、動きは小魚そのものです。
しかも、エビフレーバー入りという卑劣さで、魚が一度ルアーを咥えたら
放さないという、使い方と場所の条件によっては入れ食いになる
根こそぎ系ルアーです。
実際かなりエビ臭いです。

そんで一匹。
そこそこ良いサイズでした。
38センチです。

しかし…
「自衛隊裏」は事前情報の通り、「アオコ」の大量発生により不発。
もう少し北、琵琶湖大橋の近くにある「天神川河口」へ移動。

ここでもう一匹追加。
しかしサイズ伸びず…25センチ弱です。
ちなみにこの日は、滋賀県に大雨注意報が出ていて、
天神川も上流の山間部で降った大量の雨が泥水となって河口に流れ込み
急激な低水温化とキツイ濁りでぜんぜん駄目でした。

結局1時間ほど頑張ってもこれ一匹でした。

しかたないので、「自衛隊裏」に戻りましたが…
嫌な北風が吹いてきました。
琵琶湖では、強い北風が吹くと、あっという間に白波が立つほど荒れます。
特にこの場所は、打ち寄せる波のせいで、岸際は濁りが入り、
魚ッ気が無くなってしまいます(--;
ヤバイ感じです。

常連さんらは、この風が吹くと皆、引き上げてしまいます。
向かい風でルアーが投げにくくなるほか、さっぱり釣れなくなるからです。
仕方ないから、夕方には風が止むの信じて車の中で居眠りして
夕方まで時間を潰しました(^^;

結局、風は止まなかったので、風裏にある場所まで歩いて移動、
夕方のバイトラッシュに期待します。

目の前にミシガン。
琵琶湖の風景です。


この時間からは、一発大物狙いです。
使うルアーは…
大きなブラックバスは、大きなエサを好んで食べるというところから
近年流行っている大型のルアーを使用します。
デプスのサイレントキラーです。

全長175ミリ、2.5オンスもあります。
普通にかなり重いので、無理に力ずくで投げていると、
腱鞘炎になるそうです。
実際、1時間も投げてると腕はパンパン、手首がキシンできます。

このルアー、釣れればデカイですが、
やはり大物はなかなか釣れません(^^;
結局、1時間投げましたが、うんともスンともなので…
現在、私の中での4番打者メガバスのポップマックス君の登板です。
ルアーデザイナー鬼才「ユキ・イトー」が作り出した傑作です。

25ポンドというかなり太めなライン(釣り糸)を引っ張りながらも
ドムドライバーにはじき出されたこのルアーは、
ゆうに40メートル以上は飛んでいきます。
ちなみにルアーという道具において、この飛距離というものは
とても大切な要素です。
ルアーをデザインをする上では、「よく飛ぶ」といことも
十分加味されて作りこまれているのです。
単純によく飛ぶということは、
それだけルアーを引く距離が伸びるということで、
結果、それだけ魚とコンタクトする可能性が
増えるということになります。


さて、夕方です。
ゴールデンタイムです。
釣りにおいては、朝マズメと並んで魚が好く釣れる時間帯です。

写真を撮ってる場合やないな…と、
ポップマックス君を力いっぱい遠投!

丁度、40メートル程沖にある水面まで伸びたウィードの塊の
向こう側にマックス君が落ち、
「あぁ~、ありゃウィードに引っ掛かるなぁ」とぼやきながら
ルアーを2回ほど動かした瞬間…

40メートルほど向こうなのにハッキリ見えるほど大きな水柱が上がりました。


「来た!」


次の瞬間、ロッドにはゴリゴリした魚の感触と重みが乗ってきました。
すかさず、ドムドライバーのパワーで合わせをくれてやると…
珍しくカルカッタ(リール)のドラグが滑りました。
(ドラグ=ラインが切れないように、糸に強い力が掛かると
 リールの芯が逆転する機能のこと)

瞬間的に「デカイな…」と感じた私は、2、3歩後ろに下がりながら
体制を整えましたが…
僅かな時間、リールを巻き上げることが出来なかったために
魚の突進を止めることができず、ウィードジャングルに
逃げ込まれてしまいました。

「あぁ~ヤバイ…」

ウィードに逃げ込まれると殆どの場合お手上げ、魚の勝ちになります。
結局、魚が藻の塊に化けてしまう通称「藻化け」に
何度泣かされたことか…
しかも40メートル程も向こうなので、思いっきり引っ張っても
ビクともしません。
このままでは、マックス君までも失うことになりそうでしたから、
仕方なく、太いラインと強い竿のパワーに物言わせて強引に引っ張ると…
フッと軽くなり…

「外れた!」

「魚は…?」








「やったー外れてないぃー!(^▽^)」




「ばばーん!」


久々に来た!
デカイの来た!







51センチ~!



マックス君、えー仕事しよるわ(^^)


ちなみに琵琶湖のバスは、ほかの場所のバスと
明らかに違います。
何が違うかというと、その体つき。
特に50センチを超えるヤツは、その筋肉質な体のハリと
片手で持てないほどの重さを備え、ホレボレするほどの力強さです。
マックス君のフックも一本伸ばされていました。
これってスゴイことですわ。



ちなみに琵琶湖にはこんなモンスターもいます。

(C)デプス
体長70センチ重量8キロオーバーのモンスターです。



今日は良い休日となりました(^^)


コメント (11)
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