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オフロードバイク&釣り好きのイケイケブログ

カツカレー。

2008-02-01 22:54:17 | バイク
今日は少し暇をいただき、免許証の更新に行ってきました。

何年ぶりかの門真試験場。
相変わらずの流れ作業で、次々と手続きが進み、
あっという間に残すところ講習会だけとなりました。
そこで少々時間もあることから、食堂で腹ごしらえをすることにしました。

頼んだのは「カツカレー」。
なぜか、かなり懐かしい感じ(^^)
そうそう、昔、ここにバイクや車の免許を取りに来るたびに
「勝つ」ために食べていたような気がします。

もう何年前になるのかなぁ…
今でも一番覚えているのは、大型自動二輪(限定解除)の実技試験の時です。
門真の運転免許試験場も、昔は現在のような立派な建物ではなくて、
せいぜい3階建ての、それはそれは汚い建物でした。
そんな汚く薄暗い受付に、毎回、朝早くから並んで、
受付をすませ、実技試験を受けて帰るのです。
ちなみに私は、4回で合格しました。
ちょっと自慢ですが、当時としてはこれはかなり早い合格でした(^^v
(10回以上受けてる人がゴロゴロいましたから)

昔から大阪の二輪限定解除試験は日本一難しいと言われ、
一度の試験での合格者は一割にも満たないものでした。
事実私が合格したときも、40人程が実技試験を受け、
試験コースを最後まで走りきれる完走者が一割ほどで、
合格者は私一人だけでした。
もう20年近く前の話ですが、めっちゃ嬉しくてよく覚えてます。


「じゃぁ、横で待っていなさい。」

試験官にこの言葉を言われたら「合格」。
我が耳を疑いましたね…
大声で試験官の前で両手挙げて「やったー!」の大声。
試験コースを完走して試験官の前に戻ってきた私を見守っていた他の受験者からは
「おぉーっ!」っと、どよめきがあがりました。

確か試験車両はVF750F。(古っ!)
常に2台のバイクが試験に用意され、
片方のバイクは、「エンストしやすいから損だ」とか
「ブレーキがロックしやすく急制動で不利だ」などと、ありもしないウワサが
まことしやかに囁かれていましたわ。
でも、「軽いふらつき」、「右足を地面につける」などは、即、試験中止。
乗車前の安全確認の作業で不合格になり、バイクに乗ることも出来ない人が
毎回かなりいたものです。
ホントに合格するのが難しかったのです。


今日、私がカツカレーを食っている座席の前に「ヘルメット」を持った
兄ちゃんが外を眺めて座っていました。
キッチリしたライダーウエアから試験を受けに来たのはすぐにわかりました。
昔は、私もあのような格好をして、外の試験コースを眺めながら
食事をしたものです。

現在は、バイクに乗る人自体が少なくなっているうえに、
大型自動二輪にも教習制度が導入され、彼のようにギラギラした目をした
大型免許狙いのライダーをこの試験場でも、ほんとうに見なくなりました。

あの頃は、時代も、若者も、そして「カツカレー」を食って試験を受けていた
私も…み~んなガツガツしてましたよね(^^)

ちょっと懐かしい気持ちになりました。



コメント (5)
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