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オフロードバイク&釣り好きのイケイケブログ

寄生虫の話2

2006-11-09 00:16:19 | Weblog
いやー寒いですねぇ…
少し前に出したコタツに肩まで入って抜けれないですわ。

少し更新をサボっていましたが、今回は先日見たテレビの話を少し。

何となくチャンネル送ってたら、
「真実に迫る内容と質の高い映像で感動を与える
 ディスカバリーチャンネル」←(コピーそのままんま)で、
好き…な「寄生虫」の番組をやってたんですよ(^^;
(実は寄生虫ネタが好きというのは、以前に少し書きましたよね)

番組では、さまざまな動物に寄生した虫が、
宿主の行動をコントロールするという、ちょっと怖い話を紹介していました。

虫に興味のない人でもカマキリなどに
寄生している「ハリガネムシ」くらいはご存知でしょう?
知らないかなぁ…(^^;

そのハリガネムシが、自分の種族の最終的な産卵場所である
淡水の水場(小川など)に行くために、カマキリの行動を
コントロールして水場に向かうように仕向けるのは有名な話です。
どのようにしてコントロールするかは、現在も解明されていませんが、
自ら単独で行動できないハリガネムシは、何らかの手を使って
カマキリを水のあるところへ行かせるのです。

これと同じような話を、その番組では紹介していました。
ひとつは、最終的な産卵場所となる宿主、水鳥の体内に入るために
途中の宿主である小魚の行動をコントロールするという寄生虫の話。
この寄生虫は、鳥に食べられないようにと、どの魚も持っている
「危険回避」という基本的な本能に影響を与え、
鳥が飛んできても宿主である小魚が逃げないようにコントロールするのです。

もうひとつは、猫の体内に入るために、
途中の宿主であるネズミの行動をコントロールすると言う寄生虫の話。
実験室で育ち、何代にもわたって「猫」という天敵を知らないネズミも
本能的に猫からは逃げる行動を取るそうですが、
虫に寄生されたネズミは、なんと、猫の臭いを好む行動をとるように
なるそうです。
そうして自らが寄生する宿主ネズミが、猫に喰われるように
行動をコントロールして猫に近づくのです。
本能さえも遮り、ネズミをコントロールする寄生虫、恐るべしです。

寄生虫は、自らの種の存続のために何度も寄生する宿主かえ、
長い旅をしながら最終的な宿主のもとで産卵、一生を終えます。
この生き物は、一見、単純で原始的な生き物ですが、
実は種の存続に非常に貪欲でした。
私の寄生虫と言う生き物の印象は、偶発的に宿主間を移動し、
何とか生き残ってきた…と言うものでしたが、
実は、他の生き物の行動を意識的にコントロールするという、
人間にもできない、非常に高度な生きる術を持った生物でした。

見た目は確かに気持ち悪いですが、スバラシイ?生き物、おもしろいです。

寄生虫のこと書くと長くなってしまうなぁ…
コントロールされてるんやろか?




コメント (2)
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