2014 5/12 隠岐汽船の勇士たち(レインボージェット船) 2
隠岐の島がまるで私達選手との別れを惜しむかのように・・ ジェットレインボーは 揺れていた
この日の高波は1.5m ~ 3mでした。 西郷に船が着いても湾に入ってくる波の影響で船の上下左右が止まらず落ちつかないために乗客がなかなか降りることができなかったのです。 全ては乗客の 安全のため
船の揺れを極力押さえようと隠岐汽船の勇士さん達がロープでの固定を増やすなどの応急処置に奮闘してくださいました ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0206.gif)
隠岐の方には、いつもの当たり前な風景かもしれません
ただ瀬戸内海の波のない 静かな 我がふるさとの島 江田島に住んでいる私にとっては、とても珍しい光景でございました
隠岐汽船の男性スタッフさんがとっても 勇敢で 素晴らしく私には見えました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0150.gif)
こんな早くて便利な船が全くなかったはるか昔・・ ここ隠岐の島では、後鳥羽上皇さまや後醍醐天皇さまが島流しの刑に合わされ、ここに来られたのだと唄にもなっているのでございます。 そんな時代に親族や親子、好きな方との別れを何度も行ったであろう
西郷港 私は、そんな隠岐の島という場所に特別な思いを抱かずにはいられないのでございます。 もし、私が隠岐の昔の住民だったならば・・ どんなに別れが辛かったのだろうと本気で考えているのです。
すなわち人を感動させる民謡を唄えるという人間は、その悲しみを味わっていなければ本物の唄は唄えないということになると考えます。 つまり、人生、生きてゆく上において、苦しみも悲しみも辛さも、その全てが民謡の糧となるということだと僕は思うのです
技術だけではカバーできない何かがある 私にとって民謡とは、自分の人生を反映させることのできる素晴らしい趣味であり表現方法だと思っているのでございます。 隠岐の景色を見て感動できるのも・・ 元はと言えば・・ 小さな頃に母がさまざまな自然を見せに連れていってくれたことが源となっていると思う。 素晴らしい民謡とは、その表現する人間そのものだけでは決してなく・・ その先祖からの見事なリレーにある
私の今の民謡は、つまりは母の行動から元はといえば形成されているといって過言ではないのである。 それを受け継ぎ道半ばで、私はじろうさんと出会った。
彼が私を隠岐へと連れていってくれた
だったら・・ 今度は私が和楽の仲間や親しい民謡仲間を隠岐へと誘う番である
これは、決して、彼や彼女達に大金を使わせるためなんかじゃない
隠岐の島というところの価値は、自分にどれだけ民謡の才能が秘められているのかを試せる貴重な聖地であると私は考えている。 隠岐に渡って1度でいいやと考えるくらいの民謡人であるならば・・ その先の民謡人生の行き先も見える程度だと私は考える。 隠岐に渡れば、あなたの民謡人生の方向が定まってくる。 もちろん、隠岐に渡るには、大きなキッカケと決意や大金も必要だ。 だが、隠岐には、それを超える充分すぎるほどの豊かな自然と義理深い人情が待っているのである。
だからこそ、あそこの島に民謡のために渡る人達は、皆輝いている人が余りに多いのだ。 私が港で三味線を練習していた時にも、ある中級の女性競技者が私達の練習風景を楽しそうに眺めていた
その方は素敵なファッションでお洒落であった・・ ただそれだけなら余り目立たなかったのだが・・ 私が素敵な方だと感じたのは、その方が生花を握られていたこと
女性に生きているお花
なんと素敵なことか・・ それはたった一人の競技者であった・・ このことには、翌日の大会時に初めて気が付くことになる。 私も4度、隠岐の大会に出場しているのだが・・ 少しづつ顔も覚えていただいて・・ 私自身も慣れてきた。 隠岐のことは、恐らくまだ1%くらいしかわかってはいないだろう。 だけど、この海に囲まれた美しい島は、これから先の私の人生に大きく素晴らしい影響を及ぼしてくれることは間違いなさそうである。 本日もご拝読、誠にありがとうございます ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
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こちらは、隠岐観光協会(隠岐ビューポートホテル)隣りにある コスタブランカ(喫茶店 お昼3時まで)の チョコレートパフェです
コレ とっても美味しかったです
とってもお奨めできますよ ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0203.gif)
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隠岐の島がまるで私達選手との別れを惜しむかのように・・ ジェットレインボーは 揺れていた
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こんな早くて便利な船が全くなかったはるか昔・・ ここ隠岐の島では、後鳥羽上皇さまや後醍醐天皇さまが島流しの刑に合わされ、ここに来られたのだと唄にもなっているのでございます。 そんな時代に親族や親子、好きな方との別れを何度も行ったであろう
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すなわち人を感動させる民謡を唄えるという人間は、その悲しみを味わっていなければ本物の唄は唄えないということになると考えます。 つまり、人生、生きてゆく上において、苦しみも悲しみも辛さも、その全てが民謡の糧となるということだと僕は思うのです
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彼が私を隠岐へと連れていってくれた
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だからこそ、あそこの島に民謡のために渡る人達は、皆輝いている人が余りに多いのだ。 私が港で三味線を練習していた時にも、ある中級の女性競技者が私達の練習風景を楽しそうに眺めていた
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